ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

マリア様の見守り

2017-11-09 | 祈り
今日は仕事はお休みでした。


来週の月曜日、父は大切な手術を受けることになりました。
午後から、手術前のお見舞いに行きました。


病院までは最寄り駅からシャトルバスが送迎しています。
その待合室で兄、姉と合流しました。
病院に着いてから、母とも一緒になりました。


病室の父はすっかり痩せていましたが、顔色は思いの外悪くありませんでした。
もう5週間何も食事をしていないのに。
声掛けをすると微かに目を開けて、わずかに声を出しました。
私たちの問いかけに正しくイエスノーで答える事からも、認知機能が毀損していないのは明らかです。
最後は、家族一人ずつ声をかけ、手を握って別れました。


私はルルドのマリア様のイコンを持参し、父を見守ってもらう事にしました。
きっと手術がうまく行きますように…。


シャトルバスで最寄り駅に戻ると、ファミリーレストランで、4人で少し早めの夕食をしました。
この4人だけで食事会をするのは初めてかも知れません。
母が「これも父ちゃんのおかげだ」と言いましたが、もっともだと思いました。