ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

死者の月

2017-11-05 | 信仰
今日は仕事はお休みでした。


久しぶりに教会に行き、ミサに預かりました。
教会の御堂の入り口に、今年亡くなった教会在籍の信徒さんの名前が一覧で記されていました。

ざっと二十名はいらっしゃいました。

全ての方が御堂で葬儀をされたわけではないでしょうが、かなりの数の方が今年、この御堂で最後のお別れをされたでしょう。

そう思うと、御堂の空間にたくさんの魂が穏やかに収まっているようで、今の私には有り難い想いがしました。

ミサ中、神父さんがお説教で、「カトリック教会では11月を死者の月と定めています」と説いてくれて、お名前が張り出されている理由が分かりました。

亡くなった方たちにきちんと思いを馳せる期間と空間があるのは、残された者の気持ちを癒やすことにも繋がるなあ…と改めて思いました。