甘いワナ

今日は仕事はお休みでした。

二か月に一度、痛風の薬をもらいに新宿まで行く日でした。
前回まで診てくれていた女医さんが異動し、新しいお医者さんに代る初めての受診です。
いつものように採尿と採血をして待っていましたが、なかなか呼ばれません。
四十分以上たってから呼ばれて行ってみると、若い男の先生でした。

二か月前は全て基準地内に収まっていた検査結果が、今日は一項目だけ「高い」と出ていました。
「中性脂肪が上がっていますね。今朝か昨日の夜に食べたものが影響しただけで、問題ないでしょう」
と、お医者は言ってくれました。

でも私は（…やっぱり）と、内心で思いました。
今朝の食事も昨夜の夕食も、いつもと同じです。少し軽いくらいでした。
食生活の違いは、別にあるのです。

私はこのところやたら「アイス」を食べています。
特に職場では、事務所の冷蔵庫にイチゴくらいの大きさの「一口アイス」をいつも買ってくる人がいて、私にも「どんどん食べて良いよ」と言ってくれるのです。
それに甘えて、私はちょくちょく頂いていました。

仕事でイラついているときの甘味は、何とも言えぬ魔力があります。
その油断が、今日の数値にハッキリ現れた…と思いました。

これから暑くなる中、アイスの誘惑を断ち切るのは簡単ではありません。
でも、昨年夏、左足の甲が腫れあがって往生したことを思い起こして、何とかこらえないと…と思いました。