ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

子どもの日に

2015-05-05 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。
洗濯、買い物。スポーツクラブ…といつものような休日を過ごしました。

「子どもの日」という意識のせいか、街ゆく子供たちがいつもより少し多い気がしました。
15歳以下の「子供人口」が統計史上最低を記録した…というニュースを見ましたが、私の住む地域ではあまりそういう印象はありません。
今日もスポーツクラブの最寄り駅周辺には、小さい子供を連れた若い夫婦がたくさんいました。
比較的高収入の層が多いということもあるでしょうが、中学生以下の医療費を原則無料化していると言った行政の支援も大きいのだと思います。
住みやすい街には人が集まってきて豊かになり、更に行政サービスが充実する…ということがあるように思います。

私の職場でも、このところちょっとした出産ブームです。
乳幼児を持つ職員の話を聞くと、本当に大変だなア…と思います。
夜泣きするしおむつを取り替えなければならないし、ほとんど一睡もせずに出勤することもあるようです。
私は今の職場に来てから「小さい子って熱ばっかりだすんだなア」と、改めて知りました。
スタッフが抜けるのは大変ですが、小さい体で発熱したり下痢をしているか思うと、親としてはいてもたってもいられないでしょう。
でも、小さい子を育てるのは大変だけれど、喜びも大きいだろうなア…と思います。

昨日、私のホームのご入居者に、総勢7人の面会がありました。
長女、次男夫妻、孫夫妻、ひ孫二名…。
ひ孫は五、六歳の女の子と、三歳くらいの男の子でした。
私は、子供用のスリッパを履かせてあげたりしました。
すると男の子が嬉しくなったようで、私の両足にがっちりとしがみついて来ました。
私を「じーじみたいな人」と思ったのかもしれません。

離れてからも、しばらく彼のぬくもりが残っていました。