古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
よかったら下段のブックマーク「古安曽観測所だより」HPへもお立ち寄りください。

Iridium 2017Oct31

2017-11-01 05:10:56 | Iridiumフレア
こちらも久々に撮影。

たまたまHAの予報を眺めていたら
ほぼ子午線に沿って南下しつつのフレアとなりそうで、
しかもその位置がおおいぬ座のすぐ脇だったから
絵になるな~と思って。






ちなみにフレアセンターは割と近いのだが、
思ったほどには明るく見えなさそうな予報。
もっとニアピンにならないといけないらしい・・・。






それはともかく、せっかくの晴れ間なので
先ほどと同じくISO=6400、2sで準備開始。
今度はX-T1も投入して2台体制で待ち構えた。

そろそろ予報時刻なので撮影開始・・・と思ったら、
もう既に衛星が見え始めていた。
ほぼ真上だったから?



kiss X5での画像。
ぱっと見、長経路の流星のよう。




X-T1での画像。
おおいぬ座がほぼぴったり入った。


どちらの画像でも、
フレアの前後の結構な時間帯で見えていたことが判る。
実際、肉眼でもそうだった。


それにしても、kiss X5のシリウス青白いな・・・。
2台とも色温度は「太陽光」に合わせてあるのだが、
X-T1での発色の方に比べてkiss X5の方が青白く見える。
比較明合成する前の個々の画像で見てもkiss X5の方が青白い。

例えばレンズの色収差によるにじみなのかもしれないが、
レンズの設計・製作年代から言えば
X-T1に付けているレンズ(minolta MD 35-70 F3.5)の方が古いので、
色収差だったらこちらの方が出やすいのでは?と思われるのだが
X-T1の個々の画像を見てもそれほど青みを感じない。

となると、ボディ側の特性なのかもしれない。
撮像素子の特性とか、画像処理の方向性の違いとか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ISS通過・2017Oct31a

2017-11-01 04:07:03 | ISSの光跡
久々のISS通過。
低空ながらFIな条件だ。




週末の台風が2発続いた後の貴重な晴れ間なので、
練習を兼ねてkiss X5で広角のみ撮影。

撮影条件はいつものISO=6400、2s連写。




処理する段階になって、
ダーク画像を撮ってないことに気づいた。
冷え込んできた割にはホットピクセルが多い印象だったので。

いかんいかん。
きっちりルーチンに含めなくちゃね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする