早くに慢心せず、成功の本道を歩み続ける「鍛錬」とは 法話「自分を鍛える道」
2021.09.18(liverty web)
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「史上最年少で〇〇を達成!」「高校在学中に、芥川賞を受賞」「20代で起業して、年収〇億円」など、巷では若くして成功した人をもてはやし、はやく人生を"卒業"したがる風潮がある。しかし、若くして大きな成功を手にすることも、それを長く続けていくことも、そう簡単ではない。
大川隆法・幸福の科学総裁はこのたび、法話「自分を鍛える道」を収録。若い人に対して「常に脚下照顧、足元を照らさないと危ないですよ、という気持ちはあります」として、人生を生き抜き、人格を向上させる指針を説いた。
「一角の人間」として成長するために必要なこと
冒頭で大川総裁が自著を出版する際に経験したことを振り返りつつ、「才能を生かすためには、やはり一定の経験・年齢と実績がないと、人たちは認めないんだということです。このへんが難しいところです」と問題提起し、すぐに才能が認められることの難しさについて語った。
その上で「いい仕事をしようとしてもそうだし、人間として自分が一角の人間として認められるようになろうとするならば、基本は本の読み方の所が大事だと思う」と述べた。
勉強の基礎にあるのは、緻密に読み進める「精読」。その能力が正確な仕事をするために必須としつつ、さまざまなジャンルのことに対して意見が言えるプロ教養人になるためには、さらに「多読」も必要と、大川総裁は説く。
質を高めつつ、量も読む──。普通なら片方だけになってしまうことがほとんどだ。しかし「精読、多読を両立させるというのは、ある意味での天才性が要ります」と指摘した。
プロの宗教家としての努力とは
また自らの才能や技能を伸ばし切るだけではなく、多くの人々を救済しようとする「菩薩行」を行うプロの宗教家になるためには、同様の矛盾に直面する。
大川総裁は「人々の苦しみが現在、どこにあるのかということを、やはり知っておく必要がある。(中略)そうすると、いろいろな学問分野や芸術分野まで含めて、いろいろなものが宗教としては対象に見えてくるようになるわけです」と語る。
出世間して経典の学習など自らの専門性を高め、心を調律して実相の世界に参入する修行をしつつも、人々を救うために関心領域を広く持ち続ける。その矛盾を乗り越えるためには、「意志」「継続(忍耐)の力」「すき間時間を使う努力」「時折、発奮して勉強し直す努力」が必要と指摘した。
新型コロナウィルスがまん延し、一人一人の実力が試される時代になった。まさに「自分を鍛える道」が示された本法話には、若者はもちろんのこと、長く現役時代を続けたい多くの人々に当てはまる人生の指針が散りばめられている。
本法話では、他にも次のような論点への言及があった。
- 経験や実績のない若者を抜擢した人は〇〇が問われる
- 大川総裁が『太陽の法』を出版する際に経験したこと
- 雑用に見えることも、〇〇心次第で学びに変わる
- どの分野でもプロになるために必要なこと
- 大川総裁が実践した「英語学習の鍛錬」について
- 精読型の勉強ができない人の特徴とは
- 霊能者には、極めて〇〇〇で、〇〇な生き様が必要
- 本業以外にもプラスアルファの知識が必要な理由
- 一流の役者の条件
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
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