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中国は北朝鮮を見殺しにする 北問題の次を見通す

2017年12月04日 06時24分32秒 | 日記

中国は北朝鮮を見殺しにする 北問題の次を見通す

中国は北朝鮮を見殺しにする 北問題の次を見通す

 

 

2カ月近く沈黙を続けていた北朝鮮が11月末、大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるミサイルを発射した。

北朝鮮は、ミサイル発射後の声明で「国家核戦力完成の歴史的大業、ミサイル強国の偉業実現」と述べ、核・ミサイル開発をやめるつもりがさらさらないことを世界に見せつけた。

 

アメリカの北朝鮮研究サイト「38ノース」も、動画と衛星写真を分析した結果から、北朝鮮は1000キロ程度の弾頭をアメリカ本土のどこにでも打ち込めるとの見方を示している。

あと2、3回の実験で、アメリカ本土まで届く核ミサイルが実戦配備可能となると分析する専門家もおり、アメリカの忍耐も限界に近づいている。

 

そんな中、清朝末期の中国で「太平天国の乱」を起こした洪秀全の霊が、大川隆法・幸福の科学総裁のもとを訪れ、霊言が収録された。

 

洪秀全は、1814年に中国南部広東省の貧しい農村に生まれる。夢の中で神の声を聞いてキリスト教に目覚め、宗教に基づいて理想の国をつくろうと「太平天国」を建国した。ここには、清朝の特権階級だけが利益をむさぼり、貧しい者にチャンスのない世の中を変えようとの意図があった。やがて「太平天国」は、清朝の反撃を受けて滅亡したが、14年にわたって広く各地で展開された運動は、清朝に大きな打撃を与えた。

 

 

「北朝鮮は、中国に見殺しにされる」

霊言の冒頭、洪秀全の霊は、自分が生きた当時は、近代化した西洋がアジアに進出してきており、中国も近代化を急がなければならない時代の転換期だったことや、本当に神の声が聞こえていたことなどを語った。現在の世界情勢にも触れ、高い見識を示した上で、北朝鮮問題についても、さらに先の未来を見通した。

 

たぶん北朝鮮は、中国が見殺しにすると思うので

いずれ北朝鮮の内実は明らかになって、ひどい国だったということが世界中に知られることになると思うけれども、それは必ず中国に波及する。革命をかけていくのは、そのときですね

 

北朝鮮は、日本人をはじめ他国の人々を拉致し、核・ミサイル開発を進めて周辺諸国に脅威を与えている。だが、全体主義体制下にある北朝鮮の問題はそれだけではない。国民には一切の人権や自由がなく、体制に反抗すれば投獄・処刑され、そうでなくともまともに食事にもありつけない貧しい生活を強いられている。

 

こうした悲惨な状況は北朝鮮だけではなく、北朝鮮を庇護している中国の農村などにも見られる。

 

北朝鮮が崩壊し、世界中のマスコミが北朝鮮の実情を報じて、その悲惨な実態が明るみに出れば、「中国に支配された国は自由が奪われ、国民が苦しむ」という事実に世界が気づき始める。その時に、中国の体制も変わらざるを得ないということだ。

 

 

「まもなく戦争ですよ、と言いに来た」

なぜ洪秀全の霊は、このタイミングで大川総裁のもとにやってきたのか。

 

まもなく戦争ですよ、と言いに来た。ただ、その後の見取り図はもっていないといけないから。次、本丸は中国ですから

 

洪秀全の霊はこのように述べ、まもなく第二次朝鮮戦争が始まることを見通した。

現在、日本をはじめとする世界の関心は北朝鮮問題に集中しているが、本気でアメリカやその同盟国が力を合わせれば北朝鮮は崩壊する。洪秀全の霊は、むしろ「その後」の見取り図を持っておくべきだと強調した。

 

今、中国は、香港と台湾を支配下に収めようと狙っている。

イギリスから中国に返還され、2047年までは自治権が約束されているはずの香港では、行政長官選挙は親中派しか当選しないシステムが採用され、言論の自由も制限されるなど、年々、中国の影響力が強くなっている。

 

また、中国と距離を取る蔡英文氏が総統に就任した台湾にも、中国からの圧力がかかっている。例えばパナマ共和国は、中国との経済関係の強化を理由に台湾との国交を断った。中国か台湾かという踏み絵を踏まされる国家はこれからも増え、台湾はじわじわと追いつめられていくだろう。

 

ただ、中国の支配下に置かれれば、北朝鮮と同じように自由がなく、貧しい国になっていく可能性が高い。香港も台湾も、中国に対抗する民主化運動が起きている。2014年に香港で起きた大規模な民主化デモ「雨傘革命」は、自由が奪われつつある香港の実態を世界に示した。

 

一方、中国はこうした民主化の動きに対し、今後も押さえ込みにかかるだろう。香港や台湾の自由を奪う一方、経済力にモノを言わせて中国寄りの国を増やそうとしている。

実際、中国はアジアで存在感を増すフィリピンを取り込むため、11月にも、イスラム過激派の掃討で壊滅したマラウイ市の復興費用として約25億円を供与することで合意している。

 

洪秀全の霊は、今後懸念される中国の動きを封じ込めるため、次のような提言をした。

 

当然ながら、(中国は)お金でフィリピンを国ごと買収してしまう路線でいくと思うので、(日本の)黒田日銀総裁は、お金をいくらでも刷って、フィリピンのほうに流し込み、日本びいきにしないとダメでしょうね

 

特権階級だけが利益をむさぼる社会がこのまま続くのか、香港や台湾の民主化運動が中国本土に広がり、全ての国民の人権が尊重される国家に変わることができるのか。

 

北朝鮮崩壊の先にある中国約14億人の幸福、そして世界の繁栄のために、日本の果たす役割は大きいと言えそうだ。

 

【関連記事】

2017年12月号 「金正恩後」に起きること Part.1 - Q.北の崩壊後、難民が押し寄せてきたら?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13715

 

2017年12月号 「金正恩後」に起きること Part.2 - Q.北の崩壊後、統治はどうなる?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13714

 

2017年12月号 「金正恩後」に起きること Part.3 - Q.トランプは何を目指す? 日本はどうする?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13713


頭部移植に成功?宗教的にも警鐘を鳴らすべき事件

2017年12月04日 06時22分34秒 | 日記

頭部移植に成功?宗教的にも警鐘を鳴らすべき事件

遺体同士で頭部移植を行ったことが11月末、中国とイタリアのグループによって発表され、物議をかもしています。

 

イタリア人医師のセルジオ・カナヴェッロ氏は、中国のハルビン医科大学と共同で、ドナー提供された2つの遺体を使って頭部移植手術を行い、脊髄や神経組織、血管を完全に結合することに成功したと発表しました。

 

カナヴェッロ氏らは、将来的には生きている人間同士での頭部移植を想定しており、今回の実験は、そのための知見を得るためのものだといいます。同氏はWeb上に「First Cephalosomatic Anastomosis in a Human Model(人体モデルによる最初の頭部吻合)」と題する論文も発表しています。

 

これに対し、科学者たちは疑問の声を上げています。