のみちをゆけば

北の山男が日々の生活、趣味の報告をします!

羊蹄山 喜茂別コース

2008年11月15日 20時48分37秒 | 登山

 10月上旬に出かけた、喜茂別登山口からの羊蹄山登山の報告
です。
 秋も深まった山行で、さらに9月下旬に初冠雪を記録したので、
12時下山開始をリミット、15時半位までには下山する計画を
立てました。
 暗いうちに家を出て登山口出発は5:50、羊蹄山は山頂まで
くっきりと見え背後からは朝日が昇ります。 



 今回は初めて純粋な登山をする「ぼっくるさん」と一緒に登っ
たのですが、山菜採りで鍛えた若者のペースは速い速い!

 直登が多い登山道をグイグイ登っていきます。

 私もシーズン終盤なので、何とか付いていけましたが、「若
いってすごいなあ」と感心しきりです。



 登山口付近はツタウルシの紅葉、中腹からはカエデの黄葉が
美しかったです。

 標高1400m付近まで、ほとんどペースが落ちることなく
2時間で到着。このコースは合目標識が無いので、概ね30分
毎に5分ほど休憩をとりながら登りました。

「このペースだったら、山頂に3時間で着く!」と若者パワー
にびっくり!

 しかし、標高1600m付近で「ぼっくるさん」の足に変調
が…



 「足が攣りそう」とのことでした。

 ちょっと、不安要素もありますが、風は南風でこの時期にして
は暖かく、時間もまだ朝の8時半ということで休み休み山頂を目
指すことにしました。

 標高1700m付近からは登山道脇に雪が見え始めました。



 さっそく、新雪を踏んで10月の雪ふみ達成(今年は7、9月
に雪を踏めませんでした)。

 南風で雪や霜が融け始めている登山道には、色々な氷のオブジ
ェもありました。










 登山口からほぼコースタイムどおりの4時間で山頂に到着しま
した。



 山頂は風がやや強くガスがかかっていましたが、時折ガスが途
切れてお鉢の中も望めました。そして、雲の切れ間から差し込む
日差しでブロッケンが見られるかと思いましたが、ちょっと日差
しが弱かったようで、見ることができませんでした。 



 山頂付近の岩にはエビの尻尾が付いていましたが、暖かい南風
で融けて、はがれ始めていました。

 さて、山頂で軽く食事を取り、ぼっくるさんの足も回復したよ
うなので、お鉢めぐりに出発しました。



 途中で見かけた、誰かの凍れた足跡。


 ほとんどガスがかかったあいにくの天候でしたが、約2時間か
けて、のんびりとお鉢を1周しました。お鉢周辺ではコケモモの
実がきれいに色づいていました。


 そして、調べたけどよく分からない植物。よく見ると結構きれ
い(かわいい)ですね。






 さて、再び頂上に戻って一息入れた後、下山を開始しました(
12時は少し過ぎてしまいました)。
 下山は私が先に「2歩先に足を置くところを考えながら下りよ
う!」と、ぼっくるさんの指導?をしながら駆け下ります。

 さすが、器用な若者、飲み込みが早い! いつの間にか背後に
ぴったりとついてくるようになりました。

 途中、笹薮が「ガサガサ」と音を立て、二人(野性の本能が強
い)で顔を見合わせて身構えましたが何事も無く、かなりのハイ
ペースの約2時間で下山しました。

 下りは若者相手にちょっと張り切りすぎたようです。家に帰っ
たら足の指にマメが出来まくりでした。

 そうそう、私の足が攣らなかったのには一つ理由があります。
そのことについては過去ブログ(のみちをゆけば)10月12日
を参照下さい。

 概要

 登った日:2008年10月上旬
 コース :喜茂別登山口~(4時間5分)~羊蹄山~(御鉢一周 
      約1時間30分)~(2時間7分)~喜茂別登山口
 行 程 :12km(直線)、16.5km(沿面)
 装 備 : 日帰り登山(防寒対策を充実、軽量化に努めた)


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