おとといなじみの恋ヶ窪図書館(国分寺市)へ行くと17日まで休みの告知があった。その足で武蔵台文化センター(府中市)は行って仰天した。なんと府中市は図書館すべてを2月中休館にしていた。何かの点検というが無体な……。国立市の図書館は行ったことなくカードも無く、本多図書館へきのう行った。
なにか本がないと無聊をなだめる手段がない。テレビは似たり寄ったり。ニュースにしても何度も同じことをやられると見たくない。特に海外で捕まった特殊詐欺のことなど。まだしも本のほうがおもしろいと思うことが載っている。
なにせ子守りの途中にてじっくり本を手に取って選んでいられない。結が大きな声を出したりするので諌めなきゃならない。
まったくアトランダムで、杉本苑子『悲華水滸伝 上』、北原亞以子『あんちゃん』、あさのあつこ『鬼を待つ』、木内昇『よこまち余話』、出久根達郎『土龍』を借りた。
困ったとき宮部みゆきの時代物を手にするがこのときこの作家の名前を失念していた。そろそろ新しい時代物を書いているはず。
出久根達郎は有名だが1冊も読んでいなかった。『土龍』は江戸時代の穴掘り人足の話。湿っぽくて寒くて汚いが、すらすら読める。
本多図書館が機能していてくれて助かった。