2月始めに弟はオランダへ赴任した。
何年か前にはドイツに2年ほどいたのだが、しばらく帰国していたのに、今度はオランダである。
ひつじ年生まれの弟は、今年の夏には60歳を迎える。
何だか凄いなあと思う。
私は外国と言うと、新婚旅行のグアムしか行ったことがないのだ。
日本国内でも沖縄には、まだ、行っていないし、知らないことろだらけである。
最近は大阪に出ることも殆どなく、せいぜい西北のガーデンズに行くくらいで、仕事も歩いて行けるところである。
行動半径が極端に狭いなあと我ながら笑ってしまう。
ドイツの時にも弟は「お姉ちゃん遊びにおいでよ!」
とさんざん言ってくれたのだが、結局行けなかった。
入院中の義母のことが心配と言うこともあるのだが、それ以前に外国旅行に行く自信がない。
30代の終わりにパニック障害を起こして家から1歩も外へ出られなくなり、食事がのどを通らず、ひどい動悸や悪寒が走ってとっても苦しんだ。
まだ、あの頃の亡霊が時々、漂ってきて、私の顔をなめに来るのかもしれない。
本当に、もう、情けないことである。
木莉
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