氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

砂川捨丸

2012-04-08 09:31:40 | 懐かしい芸人
万歳の骨董品こと「砂川捨丸・中村春代」のコンビが懐かしい。
万歳の古典である「数え唄」や「問答」を演じていました。
紋付袴の正装で手には鼓を持ちチャップリン髭を生やした姿がトレードマークです。
合いの手や喋りの間に「ポン」という間の抜けた鼓の音が何ともいえず滑稽でした。

「え~ぇ 万歳の~ 骨董品で ございまして・・・」
「そうや あんたは 万歳の古狸や。」
という掛け合いで始まります。

「問答やろか・・・」
「そうそう鈴木モンドにダイヤモンド、マリリンモンドー」

鼓が「ポン」と鳴ると唄になる・・・

「~蚊帳の中から~片足出して~」
「~楠正成~これに有り~」

「こら歴史物や。」

「~足利(足蚊が)攻めるや~ないかいなぁ~」

このような味のある万歳が懐かしい。