氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

バイ

2006-03-29 09:45:56 | 懐かしい玩具
関西ローカルでは独楽(こま)の事を「バイ」と言っていました。
木製の独楽も「バイ」と言いましたが鋳鉄の「ベーゴマ」の事を言います。

鋳鉄製の「バイ」をコンクリートや石畳の上で一生懸命に磨きました。
鋳鉄の「バイ」は鋳物なので角が丸かったのです。

角を鋭角に磨く事で相手の「バイ」を弾き飛ばし易くする。
床から相手の「バイ」を押し出したり回転を止めたら勝ちです。
勝てば相手の「バイ」が自分の物に成る。
いわばギャンブルでした。

学校では勿論「バイ」は禁止ですが止められません。
我々の子供時代は「バイ」に明け暮れました。
懐かしい思い出です。