氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

ココアシガレット

2006-03-16 09:48:33 | 懐かしい御菓子
昭和30年代の初めに駄菓子屋で買った「ココアシガレット」が懐かしい。
煙草の「ピース」の箱に良く似たデザインで1箱5円でした。

中身の御菓子も煙草のようで咥えて遊んでいたら大人に叱られた。
「子供が煙草を玩具にしたら駄目!」
白い巻き煙草のような包装紙を破り「ココアシガレット」を食べる。
「煙草と違う~御菓子で~す!」

何と憎たらしい子供でしょう・・・
大人が間違う事が快感です。
煙草が嫌われ物では無く贅沢な嗜好品でした。
子供は大人に憧れ大人の象徴である煙草が御菓子に成ります。

嫌煙権が無かったあの頃が懐かしい。