パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

パソコンのカタログを読み解く(その2)

2008-01-24 10:30:08 | 塾長の生活
「パソコンのカタログを読み解く」シリーズ、第2回目です。

前回のCPUに次ぎ「基本性能(基本スペック)」として欠かせないのがメモリです。メモリの役割は「机の上」(作業台)に例えられます。
カタログのメモリ欄をみると、2GB、1GB、512MBのような数字と単位が記述されています。机の広さを表していると思ってください。そのほかには、

最大4GB
デュアルチャネル対応
デュアルチャネル対応可能
1GBx2、1GBx1、
512MBx2、512MBx1
空きスロット:0、空きスロット:1

一体これらはどんな意味があるのでしょうか。

パソコンには、A~Eのようにメモリを差し込むメモリスロットが2つあります。

Aには2つあるスロットのうち1つに2GBのメモリモジュールが1枚差し込まれて2GB、Bには2つのスロット両方に1GBのメモリモジュールが1枚ずつ差し込まれて2GB、C、Dは1GB、Eは512MBということは分るでしょう。
Aが2GBx1
Bが1GBx2
Cが1GBx1
Dが512MBx2
Eが512MBx1
となります。
AとCとEが空きスロット:1
BとDが空きスロット:0
となります。

デュアルチャネル対応とは、
メモリを2枚同時にメモリコントローラに接続することによって、データの転送速度を増加させる構造のことです。使用する2枚のメモリの容量や転送速度が全く同じである必要があります。

あとあと性能を上げるためにメモリを追加しようとした時合理的に追加できるかどうか、知っておく必要があります。それぞれ最大4GBまで増やせるとしたら、Aはすでに装着されているものと同一のメモリを追加します。BとDは1GBを2枚ともはずし、2GBを2枚装着します。

最近はメモリスロットが4つのパソコンもあります。

「パソコンのハードウエア知識」シリーズでは1月18日の記事で扱っています。今日の記事を読んだあともう一度読み返していただくことをお勧めします。

今日(1月24日)の数字51・22

ビンゴになった方は、景品を指定する時、第1希望と第2希望を明記するようにしてください。