パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

水仙の丘

2015-02-01 16:38:03 | 塾長の生活
このところ、ゆっくり自然に浸ることもなく、何となくあわただしい日々を送っていました。

肌寒く、時折青空が見えるがやや曇りがちな今日の天気。
少し時間をとって午前中に千早赤坂村の「水仙の丘」に行ってみました。

  
  
  

ここは金剛山と葛城山をつなぐ稜線、大阪と和歌山のほぼ境目の見晴らしのいい高台です。

 

天御中主神、天水分神・罔象女神、国水分神・瀬織津姫神を祀る
由緒ある「建水分神社(たけみくまりじんじゃ)」のすぐ近くにあります。
このうち天御中主神以外は水神で、ここが金剛山や葛城山から湧き出る豊富な水の料と質の良さを語っています。

また、南北朝時代河内の山城で幕府軍と攻防した南軍の楠木正成の居宅があったと言われているのも、ここ千早赤阪です。

「水仙の丘」の天辺に鎮座しているのが「奉建塔(楠公六百年記念塔)」です。
没後600年を記念して、昭和15年(1940年)に募金により上赤坂城支塞跡に建てられた記念塔。
正成討死の年齢43歳に因み、高さはおよそ43尺(約13m)。塔には家紋の菊水紋、旗印の「非理法権天」の文字が刻まれています。



   

記念塔に刻まれた文字は「非理法権天」、その意味は、
「非は道理に勝たず、道理は法には勝てない。法は権力には勝てない。その権力も天命には勝てない」

清楚な佇まいと香りが日本人の美意識とマッチした水仙。
植えられた丘の上に楠木正成公を祀る記念塔の存在。
人々に慕われる楠公の無私で献身の情が伝わってくる想いがします。

「水仙の丘」のすぐ近くに、日本一小さな「道の駅」があります。



小さいけど、景色に映えるオシャレな雰囲気でちょっと寄ってみたいが感じです。