パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

パソコンのハードウエア知識(その2)

2008-01-07 11:29:28 | 塾長の生活
今日は、「USBについて」です。
USBを知らない方はもう少ないと思います。
多くの方は、「USBメモリ」をポケットやバッグに忍ばせ、データを持ち歩いているのではないでしょうか。
プリンターの接続やデジカメの接続に、マウスやキーボードの接続にもUSBが使われているのは、ご存知のとおりです。

では下の写真のコネクターの形状を見て、どこで使われているか思い出せますか?

Aタイプ(Aプラグと言います)は、左側はパソコンで受ける形状ですね。右側はUSBメモリやUSBケーブルやマウス・キーボードなど差し込む側の形状です。
Bタイプ(Bプラグと言います)の左側は、プリンタなど周辺機器側の端子です。右側はUSBケーブルのもう一方の端子です。
ではミニタイプはご存知ですか?これもUSB端子なのです。名前の通りミニなのでパソコンに接続する小型機器で使われています。例えば、小型であることが必須のデジカメやDV(デジタルビデオ)カメラなどです。

USBが登場したのは、10年ほど前にさかのぼりますが、「全ての周辺機器はUSBで接続できる夢のインターフェース」「つなぐとすぐに使える」という謳い文句でデビューしました。

当時のパソコンは機器の特性に応じてパラレルポート、シリアルポート、拡張ボードなど様々な方法で接続しなければなりませんでした。さらにつないだだけではダメで電源を入れ直さなければ使えない機器も多かったのです。それを思うと「夢の接続方法」は決して大げさではなかったと言えます。

しかし今と比べるデータを送るスピードはとても遅いものでした。
当初の規格はUSB1.0/1.1というもので1.5Mbps(1秒間に5,000,000bitのデータを送る速度、ロースピード)でした。
今のUSB2.0では、12Mbps(フルスピードと言います)、
さらに480Mbps(ハイスピード)にも対応しています。

そして数年後にはUSB3.0が登場してくるでしょう。ちなみに転送速度は、5Gbpsとハイスピードのさらに10倍の速度になります。

どこまで進化していくのでしょうか?
ついて行けない、などと言わないでくださいネ。

今日の数字は2つです。

今日(1月7日)の数字7・32