パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

パソコンのハードウエア知識(その9)

2008-01-17 09:50:57 | 塾長の生活
今日はハードディスクの続きです。

ハードディスクの性能(記憶容量や読み書き速度)も日々向上しています。マザーボード(サウスブリッジ)のインターフェース(接続方法)が古いと最新のハードディスクの性能を引き出すことができません。

この接続方法をIDEあるいはATAと言います。パソコンのカタログで仕様を見るとHDDインターフェース:SATAなどと書かれています。SATAは、Ultra ATAと呼ぶ従来採用されていたパラレル転送方式を、シリアル転送方式に変更しスピードアップしたものです。

下の写真でUltraATAとSATAの違いを確認してください。

左側がUltraATA、右側がSATA

   
    UltraATA           SATA

ケーブルを接続した写真で比較するともっと分かりやすいでしょう。
左側がUltraATA、右側がSATA
     
    UltraATA           SATA

違いはすぐに気が付くと思いますが、ケーブルが違います。
UltraATAは、フラットケーブル(パラレル)、SATAは青いシリアルケーブル。名前の通り、パラレルは並行にデータを送り、シリアルは1本で順番にデータを送ります。一般には並列で送る方が速いように思いますが、そうではありません。何本もの細いパイプに水を流すより、太い1本のパイプに流す方がたくさん流せる原理です。

もうお分かりでしょう。SATAはシリアルATAの意味ですね。

もうひとつ違うのは、UltraATAはドライブをもう1台増やすとき、、ジャンパスイッチの設定が必要でしたが、SATAでは不要となりました。

今日(1月17日)の数字15・18

ビンゴになった方は、景品を指定する時、第1希望と第2希望を明記するようにしてください。