久々の機材レビュー
そういえば書いた事なかったかもしれない、T.C.electronicのStudio Konnket 48
所謂オーディオインターフェイスというコンピューターで音楽制作する際には核となる肝心要な機材ですが
コイツを使いだしてからなかなか他のモノに移行する気が起きないのは、音以前に制作作業に於いてのその使い勝手の良さにあるかと。
何と言っても強力なのがこのリモコン
メイン出力から各インプットのレベル制御、各CHのミュート、スピーカー3系統の切替、演奏者モニターへのトークバック等々
スタジオワークで必要とされる細々としたことがこのリモコンから全て操作出来る
トークバック用のマイクもここに内蔵されている
もちろん音自体もミドルクラスのインターフェイスとしては優秀で、ヌケのよい締まった音がする。
流行のDSP搭載によるPC側に負荷をかけないエフェクトも搭載しており、コンプやリミッターのかけ録りも出来るし歌い手側のモニターにリバーブをかけてやる事も簡単だ。
TC Nearというソフトを介して全ての回線を制御するのだけど、とにかく外部でミキサーを使う必要性が全くない。
パソコン内部に2AUXのエフェクター付きのミキサーがあるわけだからね。
自分ももう3年以上使ってるけど、もう5年前の機種なんだね。
今でこそ多機能なインターフェイスが増えてきたけど、コイツが発売された2008年ころではかなり先駆的だったのではないかあ。
これを購入する時期にMOTUの828mk3なんかとも比較してたのだけど、届いた物が初期不良で返品したり、ネット上でも挙動がおかしい報告をよく目にしていたので結局MOTUは敬遠。
それ以前に長いこと使ってた初代828も持ち出した現場で立ち上がらないなど、どうも電源等にシビアな印象がある。
結果Konnekt 48にして満足だったけど、それでも外付けHDなどとデイジーチェーンで数珠つなぎするとことさら不安定になる。
オーディオI/Oではよくある事で、そもそも推薦される使用方法ではないので致し方ないところだけど、FierWierの端子なんてうちのiMacには一つしかないのでその辺改善されればなあとも思ってみたりも。
※Thunderbolt併用でなんとかなりますが
※最近OS10.8にも対応したドライバーのVer3.0.0がリリースされたが何故か日本サイトでもアナウンスされていない。
本機を所有の方はこちらからどうぞ
http://www.tcelectronic.com/support/software/?product=tc-near
ついでに紹介するとこのFostex VC-8と繋いで使用中。
ADATオプティカルとアナログ8イン8アウトのコンバーターだけど、ちょっとしたオーディオの取り込みやCD、MDデッキなど繋ぐのに便利だ。
結構ヤフオクで数千円で出てるので一台あると何かと便利ですよ。
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