Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

ロケ地

2013-09-22 23:40:35 | OWL
20130922_221800
http://www.youtube.com/watch?v=9d62nae5Cvk


本日の伊勢佐木町クロスストリートでのライブ、ご覧下さった方々ありがとうございました。
また、連休の渋滞で演奏開始が遅れまして申し訳ございませんでした。
何があるかわかりませんから今度からひとみにカラオケのCDでも持たしとこうかな…w
いや、途中で故障だの事故だのありえますからね


ところで、会場にてお客様よりYouTubeの「雨上がり」の映像はどこで撮ったんですか?
なんて聞かれたのですが、さっぱり駅名とか出て来なくてお答えできませんでしたw
自分でも気持ち悪いので帰ってきて早速調べちゃいましたところ、八高線の用土駅でした。


ところがこの用土駅、本来下の画像のような味のある駅舎があったのですが、実際行ってみると改築中でただホームがあるだけという寂しい状況だったんですね。
まして今現在はなんだか近未来的な新駅舎がw


Yodo_01
   ↓
Img_518527_24743719_0 ←この時に行ってます。
   ↓
Yodo_station_entrance_1


駅舎が無いのは残念でしたが、ここを選んだのは駅周りが拓けてるので、空や木々を取り込んだ広めの空間が撮れそうだったこともポイントでしたからそのまま撮影決行した次第です。


こことは別にもう一カ所候補に上げていたのがJR東海道本線の根府川駅です。
こちらは用土駅とは対照的に海です。
結構撮影会などにも使われてるようですが、相模湾が一望できる素晴らしいロケーションですよね。
日本の駅百選にも選ばれているとか。


Jre_nebukawa02 Img_1518842_46325024_0


しかし小田原と熱海の間ですから、埼玉県民としてはちょっと小旅行入ってしまう距離ですからねw
同じ埼玉県内にある用土駅の方にしちゃいました。


でも用土駅ロケも実は冬と春に二度行ってまして、やっぱり春の方が緑の色も映えて断然良かったです。
冬に撮ったのはもっとモノクロームな感じでしたから。
天候も含め、こういう失敗的な事が多々ありますからなかなか遠出は難しいところです。


20130922_221903
http://www.youtube.com/watch?v=vw3Jdpw0RnE


ちなみに、「キセキ」の方はさいたま市と志木市を結ぶ荒川にかかる羽倉橋。
画面奥には夕焼けの中に富士山のシルエットが見えてますが、この辺りの橋はどこも富士山スポットです。
お隣の治水橋などは筑波山から浅間山、富士山、スカイツリーまで360°関東平野が見渡せるんですよ。


インターネットのおかげで、行った事もないとこの画像や状況がすぐに検索できますし、ストリートビューなどで疑似体験もできたりしますからロケ地選びも昔より随分楽なのではないでしょうか。


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ロッド・スチュアート

2013-09-20 11:35:09 | 音楽



ロッド・スチュアート
この人もまたアメリカンサウンドには欠かせないシンガーすね。
(イギリス人ですけどw)
YouTubeで立て続けに観てたんですが、ついにやけちゃって…仕方ないですw


これは、今年のニューアルバムの曲を取り入れた最新の公式映像かな
おなじみのメンバーでロスのライブハウスだそうでキュウキュウ詰めです


今年で68歳だそうですがツアー中だそうで、お元気そうです。
何より若い頃からしわがれたお爺ちゃんみたいな声なんで歳とっても変わんないよねw


また、80'sはポップな作品も多く、こんなディスコチューンもありましたね
古くからのファンには賛否両論なようですが、自分はMTV世代なので寧ろこの辺から入ってますからw





ブルースでもジャズでもポップスでもなんでもやるし、カバーもまたいいんですよね。
CCRの定番カバーですが、逆光のカットがかっちょいいんだ、これ
やっぱりアコギとオルガンの相性はイイ!
お暇があれば他も是非


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YouTube: Rod Stewart - Have You Ever Seen The Rain




OWLで三茶した

2013-09-14 10:33:50 | OWL
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先日の9/12はOWLで三茶GFMでした。
お越し頂いた方々ありがとうございました。


最近、恒例となりつつある”なんちゃってアンプラグド”なコーナーもご好評頂いております。


OWLは基本同期(シーケンス)が回っていますのでいつも安定したサウンドが出せるのはいいのですが、逆に変化がない、アドリブが効かないなどのマイナス面もあります。
いつも観て頂いてるお客さんやメンバーのマンネリ化を解消する為にやり始めたような企画ですが、全ての飾りを脱ぎ捨てて曲と演奏力だけで勝負するので演者のテクニックやキャラがもろに現れますよね。


ここで、やっぱり同期がないとアレだな…と思わせてしまっては大変
できるなら、お!同期無くても全然イケてるじゃん、と思って欲しいところです。
(同期が無い方がいいと言われてしまってもまた複雑な気分ですw)
まあ、そんな緊張感がやる方にとってもまた面白いのですが。


しかし、定位置を離れて前に出て演奏するので、ツーセット用意しなければならないのはちょっと大変
でも同期を切り離した別コーナーですから、定位置を離れて前に出るというのは大事なポイントなのですw
寧ろ、前に出れないorツーセット置けないという状況ならやらない!というくらいここは拘りたいぞw


次の三茶はちょっと間あいて11/6となりますが、次回は何をやらかしてやろうか…と企む楽しみも増えました
わずかな時間でもいろんなOWLが観て頂けるよう努めて参ります。





甦る!YAMAHA SY77

2013-09-11 11:20:30 | 楽器、PC
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ずっと借りっ放しのSY77
さすがの経年劣化で液晶はまっくら、ボタンもちょっとやそっとじゃ効かない
借りっ放しのお返しにリフレッシュしてみました。


上記の症状以外は特に問題ない状態なのですが、その全てがフロントパネルのパーツという一番手間のかかるパターンですねw
ウラ蓋を開けて、折り重なるいくつもの基板を全て外さなければそこには辿り着けません。
多分鍵盤も外すことになるでしょう。
ちょっと覚悟が必要ですw


さあ、ウラ蓋を開けたらためらうことなく全てのコネクターを抜いてしまいましょう。
全てのコネクターはそれぞれサイズが違うようですので、組み立てる時に差し間違えることはなさそうです。
念のため配線された状態をデジカメなんかで記録しとくと安心ですね。


そして、基板を剥いで剥いで剥ぎまくりますw
おーっと!やはり途中で鍵盤も外す必要が出てきましたよ。
ホイールやフロッピードライブはそのままで大丈夫だ。
結局それ以外はすべてバラすこととなりました。


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とまあ、原型を留めないくらいにまでバラしてやっと液晶パーツです。
元々繋がってる赤黒の電源コードを発光シートに付けて液晶ガラス面のウラに差し込むだけですが、差し込む前に発光するかチェックしときましょう。
それには各基板に電気を通す必要がありますが、バラバラなままうまいこと各ケーブルをつないでチェックしましょう。


ボタンのパーツはいわゆるタクトスイッチとういパーツですね。
交換するのがベストですが今回は接点復活剤でお茶を濁します。
接点復活剤を注入し、丸いスイッチ部をグリグリしましょう。
押しながら回すと回転しますのでネジネジしてやるとより効果的です。


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もと通り組み立てれば完成!
それでも始めての機種は探りながらなので4時間くらいかかりますね


今回は以前、秋月電子で買ったEL発光シートを使いましたが現在では扱ってないようですね。
ELシート、発光シートなどで検索すれば通販できるとこは出てきます。


この発光シートを差し込む修繕方法ですが、なかなか完璧に元通りとはいきません。
取り付けてみないと分からないのですが、明るさが足りなかったり、色味がよくなかったりします。
数種類用意して試すのがベストですが、今回は無いよりマシな精神で良しとしました。
もちろん同型のユニットが手に入るならそれがベストですよね。


ボタンの効きも相当良くなりましたが、新品時と比べるとさすがにスムーズとは言えません。
でも、「5回に一回くらい反応する」だったのが「5回に一回くらい反応しない」程度にはなりました。


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今回手元にブルー系と白系の発光シートしかなかったのですが、白の方が良かったかな…
ブルーもちょっとカーツェルっぽくていいけどw
オリジナルは確かグリーン系だったか?


フロッピードライブは今後使うかどうか分かりませんが、一応ディスクを突っ込んでみたらやっぱり回らなかったw
まあユーザーエリアも少ないので音色保管にメモリーカード代わりに使うこともあるかもしれないので、ベルト交換しときました。
といっても輪ゴムですけどね。


ちょっと大きめの輪ゴムをそこそこの張り具合になる長さでアロンアルファ接合
またいずれ切れるかもしれませんが、とりあえずは順調に回っております。
パソコンの汎用的なフロッピードライブが使えればいいのですが、SYシリーズのドライブはちょっと特殊なんですよね。


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(黒いプラ製のパーツはベルトのガイドですが、輪ゴムの接合部が引っかかるので外しました)


さすがにYAMAHAのPCM音源初号機ですから時代を感じさせる出音ですが、FM音源は積んでるし鍵盤も良質ですからまだまだ使いどころのあるシンセです。
バックライトが復活しただけでなんだか音も良くなった気がしたりするもんですね


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YAMAHA三段積み

2013-09-09 03:02:02 | 楽器、PC
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Photo by 六道カナ


先日のKC.G & TSBのお写真頂戴しました。
六道さんのHPにもステキな画像がたくさんアップされておりますので是非。


この日、急遽音色のつなぎ用に持ち出したSY77
Main StageをコントロールするDX7llD
ピアノからクラビ、ギターからシタールまでこなすMOTIF XF8
と気がつけば新旧YAMAHAで三段積み


SY77なんて今聞くと恐ろしくローファイなサウンドなんですがw、生演奏のオケに入るとそうでもないんですよね。
元々トーンが暗いところがあるのですが、ライブではそこまでハイファイ感は必要なかったりするという事でしょうか。
Rolandなんかも昔はこういう暗めなサウンドが主体でしたが、生演奏と混ぜるには結局中低域のコシが肝心だったりします。


鍵盤も良いですし、まだまだ出番はあるかもしれません。
その前に液晶のバックライトは復活させてやらねば。

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祭りの様子

2013-09-01 01:43:28 | 楽器、PC



きました、きました。
その祭りの映像でございます。


ペダルやボタン押し損ねたり、せっかく仕込んだシモンズの音も使うの忘れてたりw
まあ、あれやこれやありますが楽しいイベントでございました。


このバンドやり始めて良く使いだしたのはCPの音色。(8:10あたりなど)
YAMAHAのCP80、70とかのあのエレクトリック・グランドのCPの音色です。
個人的にはCPと言えばオフコースとかニューミュージックのあの時代を連想するのですが、アコピではリッチになりすぎるところをうまい具合にエレクトリックな感じに持って行ってくれますよね。


MOTIFのプリセットにあるCPの音色は、自分とこの名機だけあってよいプログラムが収められており重宝しました。
バラードなどでは普通のアコピ音色も使いはしますが、ディスコサウンドにはやっぱりCPかRhodesですね。
Rhodes音色も原曲に忠実にダイノマイやフェイザーなど使いわけておりますよ。


Brassセクションは殆どKontaktのファクトリープログラムを使用しています。
TP,TB,SAXとそれぞれのセクションプログラムがあり、それら三つを曲によってブレンド具合を変えたりなんかして。


その他諸々の音色はほとんどLogicのEXS24の音色かな。
軽いので沢山レイヤーしてしまうのですが、気がつくとメモリーがいっぱいになってきて、さすがのMainStageも挙動不審に。
まあ自分のMacBook Airは、もともとここまでの用途は想定してなかったのでメモリ4Gしか積んでないし、結局今回は1stと2ndステージでファイルを分けちゃいました。


ひと昔前なら、音源モジュール、サンプラー、エフェクター、ミキサーと10Uくらいのラックシステムが必要だったことが、ラップトップPCとオーディオI/Oだけで済んでしまうんですから楽になったものです。


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とにかく、こう音色が多いと演奏と同時に「操作」を体に覚えさせないとなりません。
とある曲では、一番でピアノ、二番でそれにレイヤーするストリングス、三番でそれにホルンが重なってきて、もう一台の鍵盤はウインドチャイムとピチカートストリング、トレモロストリングにスプリットされてたりします。
操作、制御は大変なんですが、バッチリ決まったときは素晴らしい効果が出せるんですよね


マルチキーボードにはピアノ&オルガンとはまた違った面白さがあります。
如何にして攻略するか!
ちょっとゲームみたいなとこもあるかなw