Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

【900ST】イヤーパッド【改】

2016-08-12 18:46:04 | 楽器、PC


まだまだヘッドフォンネタですが…
MDR-7506のパッドが裂けてきたので交換品取り寄せて取り替えたのですが、装着感が復活するのと同時にサウンドも落ち着いた様な気がします。
裂け目があったりへたったりしてた影響で少々暴れ気味だったかも知れません。
徐々に進行するので気が付かないうちに変化してるんでしょうね。

次の交換分として余分に仕入れたので、ついでにMDR-CD900STにこの7506のパッドを付けてみましょう。
これをやるとかなりサウンドが落ち着くというレビューを以前から目にしていたので気になってましたが、果たして…



つかもう厚さからして全然違うし、ネットも向こう側は透けて見えるし、パッと見同じでも全然違うんですね(笑
実際装着してみるとそりゃ当然の如くマイルドになりますよ。
耳とユニットとの距離も増すのでその分音像も一歩引けて、更にウレタン付きネットで痛い高音域も押さえられすっかり7506テイストに…
ひょっとして両者の違いはパッドの違いだけじゃないのか?と思うくらいw
まあ同じパッドで7506と聴き比べると中低域の締まり具合とか低音の出方とか明らかに違うのではありますが、900STはあの薄っぺらいパッドがあってこそのサウンドなんですね。



このカスタム900ST、個人的には好みなサウンドですが7506を常時使ってる自分としては両者のキャラが近づいてしまっては全く旨味がありませんw

しかし900STを多少マイルドに使いたいという方には確実に変化あるので試してみては如何でしょう。
イヤーパッドって地味に大事なんですね。

【RB3119】Ray-Ban Olympian 1DX 【59mm】

2016-08-08 11:56:37 | サングラス


Ray Banを代表するサングラスのひとつ、言わずと知れたオリンピアン ワンデラ
イージーライダーなオリンピアン 1 デラックスです

このモデルって62mmサイズしか無いものだとずっと思っていたので自分には大きすぎるので避けていたのですが、とあるショップで59mmサイズがあると知ってびっくり衝動買い
ウェイファーラーも一番小さい47mmを愛用する自分にとってはありがたい発見です

しかしどこのショップでもほぼ62mmサイズしか扱っておらず、生産数も少ないのかこのショップでもお取り寄せという事で待つこと1カ月弱
やっと手元に届いた次第です

現行の復刻版ですのでB&L USA時代のストレートなテンプルではありませんが、そこまでビンテージモデルに拘ってもちぐはぐなサイズでは元も子もありません
59mmも復刻してくれただけでも感謝ですねp
ついでにノンデラックスな無印のオリンピアンも復刻して欲しいなあ



手持ちのプレデター2もやはり62mmで自分にはちょっと大きいのですが、それと比べるとグッと小ぶりでフィット感も良好です
このサイズなら女性でもお使い頂けるのではないでしょうか

今年の夏はワンデラで海岸線をドライブで決まり!
ああ…埼玉は海無かったなあ
荒川沿いでいいか




【赤帯】Sony MDR-900ST & 7506【青帯】

2016-08-08 01:43:07 | 日記


ヘッドフォンの記事が続いちゃいますが…
Sonyのど定番スタジオヘッドフォンといえば、赤い帯が目印の言わずと知れたMDR-900ST
しかし、どうも自分は苦手なヘッドフォンのひとつなので所有してなかったのですが、ご近所のリサイクルショップに使い古しの900STが転がっていたので来客用にと持ち帰りました。
うちでは作業用としては、同じくSonyのスタジオモニターシリーズであるMDR-7506を愛用しておりますが、こちらは青い帯が目印
900STよりリスニング向けで海外では青帯の方がメジャーだとも聞きます
こうして並べて聴き比べるのは初めてですがより違いが明確に解りそうです

分かってはいましたが、こうして比べるとまあ赤帯の音像の近いことw
ビターっと耳元に張り付いて演奏してるかのように近いですね
もうちょっと離れろよ、うっとうしいだろ、てくらいくっついてきます(笑
細かいところをチェックするためのヘッドフォンですから、まるで演者の手元を覗き込むかのようです
演奏する側からしたら、お願いやめて…てな気持ちになりますけど、それが仕事ですから仕方ないです
故に演奏者は自分の手元の音がよく把握できて良いですよね

対して青帯は一歩、いや二〜三歩くらい音像が離れます
開放型のヘッドホンの方がもっと離れて客席から見てるくらいとしたら、青帯はステージ袖でスタンばってるローディさんくらいの位置でしょうか
演奏してる姿を全体的に見てチェックしてるような感じ?
演者目線よりスタッフ目線、全体を見回してトラブルがないかチェックしてる感じとも言えます
離れて聞いてる分Lowが響くように、低音の量感も青帯の方がふくよかであります
900STよりリスニング向けと言われるのもこういったところからでしょうか
しかし決して分離が悪いわけではなく、そこは赤帯共々優秀ですね



こうして聴き比べるとちゃんと双方に役割があるのが見えてきます
どうしたって一台ですべてのポジションからのモニターは出来ないわけですから、目的や好みによってその都度使い分けていくのが良いのでしょう
つかウチではマイク使う時ぐらいしかヘッドフォン使わないんですけどね