OWLのレコーディングも追い込みに入ってきました。
もっぱら作業のモニターは以前ここにも書き込んだお気に入りのGenelec 6010A & 5040Aでやってるのですが、よく考えれば以前のワンルームアパートより遥かに音量も出せるのだし、もう少し口径の大きなモニタースピーカーがあってもいい訳です。
いや欲しいんですw
そこで今回のOWLのNewアルバムの作業にも使うべく、手頃なパワードモニターを捜しておりました。
YAMAHA MSP7やFostex NF1Aなど検討していたのですが、そんな最中に中古品を察知する私のアンテナにビビッ反応があり、探ってみると「Genelec 8030A」が!
同じクラスのモニターと比べても金額の桁がひとつ増えてしまうGenelecです。中古でも他のモニターの新品価格と並んでしまいます。
そのGenelecサウンドは既に6010Aで体験済み、しかもその上位機種で評判もいい8030Aです。
同じ系統のモニター買ってどうするとも思いつつも、初めてGenelecのスピーカーを体験した時の興奮が脳裏に蘇り思わずポチッとな…。
6010Aと8030A、並べてみると大きさの違いは歴然。しかし両機ともスピード感があってタイトなGenelecサウンドです。勿論、8030Aの方が帯域にしてもパワーにしても余裕があるのですが寧ろ6010Aの出来の良さにも改めて関心させられてしまいました。サブウーハーは必須とはいえ、よくまあこの小ささで上位機種と張り合える音が出せるもんです。
とはいえ、8030Aはやはり本体の大きさもあるだけに、より広がりや奥行きのあるサウンドが得られ大満足です。
このスタジオ内は特に音響的処置はしていないのでLowはどうしても廻りがちで、Fostex PM0.4などはEQでも咬まして補正しなければここでは使い物になりませんでした。
8030Aも例外ではなくこの部屋の影響が見られましたが、Genelecのスピーカーにはどれにも背面に多様なセッティングが出来る補正スイッチがありこれでで一発解決!
ほんとはもっと柔軟により良い位置に配置できれば良いのですが狭いスタジオ内では他の機材との兼合いもありそうもいかないのが現状ですから助かります。
とにかくこのGenelecのモニタースピーカーってのは音源の分離や低位感も良く、きめ細かなミックスや粗捜しにも良い仕事をしてくれるのですが、自分としては何と言っても作業が楽しくなるってのが最大の魅力です。
6010Aで初めてGenelecのスピーカーに触れましたがこれほど曲を書いたりアレンジするのが楽しくなるスピーカーには出会った事がありません。
ついついもう一回聴こうってリプレイしたりしてしまうんですよねw
ちょっと金額は頭一つ飛び出してますが、音も頭一つ飛び出してます。
お勧めですGenelec