Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

iMac (mid 2011)

2011-06-22 23:13:12 | 楽器、PC
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iMac (mid 2011) 21.5インチ/ クアッドコアCore i5 / 2.5GHz


いろいろと古くなった機材など処分して念願のデスクトップマシンを新調しました。
ずっとMacBook Pro 13インチ(mid2009)でやりくりしてきましたが、部屋を移動する度に何本ものケーブルを抜き差しいなければならないし、Logicを使うにしろちょっと大きなプロジェクトになると結構キツキツなところでした。


この7月には新OSであるLion OSX 10.7が出るのですが、大体自分の場合いつも新OSが出る直前に買い替えしています。
というのも、新しいOSになってしまうとしばらくは周辺機器の対応待ちになってしまうので、現行で安定している10.6がプリインストールされている機種を押さえておこうと言うわけです。


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しかし、Appleさんも余程iPodやiPhone、iPadが売れたのか、そこそこハイスペックなMacも随分おやすくなっております。
今年の5月3日に発表されたiMacのこの機種も定価108,800円。現行のMacBook Pro 13インチと同じ値段であります。
それを更に一ヶ月の中古品+メモリ8Gとして80,000円でゲット!逃しません!
クアッドコア(プロセッサコアが4つ)の20インチ超え現行デスクトップマシンが8万円とは恐れ入ります。


いままでメインにしてきたMacBook Pro 13インチがCore2Duo(プロセッサコアが2つ)の2.26GHz、メモリも最大4Gですから随分サクサクになりました。
AMD Radeon HD 6750M(専用512MB)というグラフィックプロセッサを搭載していますが、 MacBook Pro 13インチではグラフィックプロセッサのメモリもメインメモリと兼用でしたからそこもやはり大きな差がありますね。


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この機種からThunderboという新しいインターフェイスがお目見えしました。
なんでもFireWire800の最大12倍の転送速度だとかで今後に期待させられます。
しかも、ディスプレイポートとしても使えるので外部ディスプレイを増設するのも簡単。


今後様子を見てLion 10.7を導入するでしょうから、その後の10.8が出る直前まではこのマシンで行くことになるでしょうか。
上位機種のMac Proでは最大12コアの機種(¥474,800!)もあるようですが、その頃にはiMacもそんなスペックになってるのかもしれませんね。


回転するんだ!

2011-06-14 18:56:34 | 楽器、PC
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音楽を再生するにも録音するにもテープやディスクを回転させる必要がなくなってきた昨今、唯一回転してイイのは…お寿司と…


そうです!スピーカーです!
それが回るお寿司スピーカー…レスリースピーカーなのです


現在でも最新型のレスリーをハモンド・スズキが製作し続けているのですが、これはそこから販売されたレスリー2101Pというモデルです。
ビンテージ122や147、現行の122XBはもとより、割と小柄な3300でさえなかなか気軽には持ち運べませんが(オルガンと一緒には車に入りません、レスリーだけ持って歩いてもしょうがない!)このコンパクトな2101シリーズだと大きめなヘッドアンプくらいの大きさ。
うちの車でも楽々運べちゃいます。


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なんでこんなに小さいかと言えば、ズバリ上半分しかないからです。
本来ツイーターのホーン部分とウーハーのローター部分で構成されているレスリーですが、そのローター部分だけはシュミレーターに置き換え、ホーン部分は本物でというズバッと割り切った製品なのです。
シュミレーターとはいえ、ライブやレコーディングに使えるくらい各メーカーの最近の製品はクオリティが高いですから、そんな最新デジタル技術とスピーカーが回るという超アナログが融合されているのです。


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そんなデジタル技術は各種コントロール部にまで及び、リアパネルはこの通り。
デジタルのローター部はもとより、アナログのホーン部分の回転スピードからトーン調節までコントロールしメモリーすることもできるのです。


しかもMIDI端子が付いてますがな!
そうです、鍵盤側のスイッチでもMIDIでスピード切り替えできてしまうんです。
ということは…
シーケンサーでも制御できるということに !?
いやはや…レスリーがシーケンサーで回る時代がくるとは…


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もちろんこのサイズですから大型のレスリーのようには低音は出ませんが、JazzオルガンのようにBassパートもオルガンが奏でるようなジャンルでもない限りはこれだけで結構いけるのではないでしょうか。
Bassのいるバンドなどでは寧ろ少しLowを削った方がよかったりするくらいですから。
必要であればLow音域だけライン出力できるので他のBassアンプなどにつなぎ補うこともできます。
音量だってまだ我が家ではボリューム9時までしか上げられておりませんから、よっぽどの怒号なハードロックバンドで無い限り十分そうです。


自分で回るスピーカーを鳴らしたのは10年以上前のBX-3(旧型)+レスリー147(コンボアンプ付)以来。
何といっても実際に空気をかき回してくれるレスリー効果を気軽に(といっても23kg)持ち運べるのですから素晴らしいじゃありませんか…


しかし中古で手に入れたとはいえ…完全に衝動的な導入…。
そろそろあれこれオークションにでも出して元を取らねば


オルガンを持ち出せ

2011-06-09 00:07:39 | 楽器、PC
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OWLのリハにオルガンを持ち出してみました。
KORGのBX-3 newですが、ライブ用な機材だけあってコシのある出音でバンドのなかでも存在感バッチリです。
一応、EX5などもセッティングしてはありますが結局全曲をオルガンでチャレンジしてみました。
曲によってはどハマりしていい感じにスウィート且つブルージーに…。
(ちなみに写真のマーシャルには繋いでませんw)


サビでグッとドローバー引き出したりとか、あれこれリアルタイムで操作しながら演奏できるのもオルガン専用機ならではです。
また、二段鍵盤なのが効いてまして、バッキングしながらリードやオブリがとれる、音色を変えて場面展開していけるなど一段鍵盤より格段に守備範囲が広がります。
実験しながらではありますが、全曲をオルガンで通せたのも二段あったからこそでしょう。


一段鍵盤だと音色としてオルガンを再生することはできるのですが、どうしてもピアノやギターのように個々の楽器、パートとしてはやはり物足りません。
やはり一段鍵盤のコンボオルガンの場合、ピアノやシンセなどのキーボードセクションの一部として扱うのが妥当でありその為のものでしょう。


そういう観点から見るとピアノってすごい守備範囲だなあとあらためて思ってしまいます。
オルガンではそれぞれの鍵盤、ドローバー、各種スイッチ、ペダル等あらゆる機能を操作してやっと一人前のパートになるのですが、それをタッチの強弱などの奏法だけであらゆるジャンル、場面に対応できるのですから。
とは言え、やはりオルガンはピアノには出せないロングトーンやウネリがたまらないのです…。
高音域でのオルガンの単音ロングトーンてなんであんなに「くーっ!たまんねぇ」てなるのでしょうか。
首を傾げながらくーっ!ってなりますくーっ!ってw
実に不思議です。


この操作が大変で摩訶不思議でたまらないロングトーンの楽器はまだまだ奥が深そうです。
ちなみにちょっとしたテーブルになるのもグーです


一度やってみたかったんです!

2011-06-05 22:59:14 | 楽器、PC
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ごめんなさい…すんません
一度やってみたかったんです、鍵盤ありったけ全部出し。
え?いや…べつに、そんな機材自慢とか…まあ、そうなんですけど。


普段はライブ用に車に積んであったり、ケースに入れてしまってあったりで全部ならべて使ってるわけじゃないので全部を一度に眺めるのは自分でも初めてですw
でもこれら、よく考えると全部中古ですね。
こんだけ鍵盤あっても総額35万くらいなんですよ。


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ラック右側
Roland JP-8000
YAMAHA DX7llD
KORG BX-3 new


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ラック左側
Roland D-50
YAMAHA EX5S
YAMAHA MOTIF XS8


いや、実はこの他にまだ倉庫にKX88やMOTIF ES8、その他パーツ取りの機材があるのですが、それらは近々処分する予定ですのでとりあえず現状使っているものはこのあたりです。
同じ機種でもラックタイプの音源にすればこんなに場所は取らないのですが、やはり鍵盤弾きとしてはどうしても鍵盤付きモデルを選んでしまうんです。
だいたいラック音源は操作しづらいし、かがみ込んでまで音色いじる気にはなれません。
なら、いっそソフトシンセやソフトサンプラーの方が触りやすくて良いです。
それ以前に、そのシンセはその鍵盤で弾いてこそ最高のパフォーマンスが得られると思っておりますのでね。


さて、かたずけるか…