Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

【MOTU】Digital Performer 10【その2】

2019-02-27 16:36:47 | 楽器、PC


さて先日リリースさされたDigital Performer 10ですが、各新機能や便利な機能もさる事ながら、今回から新たに付属したサウンドライブラリ(MOTU Instruments)も目玉のひとつでしょう
同社製品であるMach Fiveから厳選された約5GBの生楽器音色がUVI Workstation上で使う事が出来ます
※デモ版にはこれらの音源は付属していません 

 


MOTU Instruments

 

UVIにはPlugSound Pro(販売終了)という約8GBのサンプル音源がありますが、Mach FiveのライブラリもUVIが手掛けており両者に共通するサンプルも多く見られます

ザッと比較してみたところ、PlugSound Proからシンセ系音色を抜いた感じのラインナップで、コシのある太いアコギや使い勝手の良いポップス向けなストリングスなどはPlugSoundと同じ音色です

しかしながらアコピやエレピの鍵盤系はMach Fiveバージョンと思われますが、PlugSoundよりかなり質の高い物になっているのが有難いですね

また、同じサンプルと思われる音色でも後発なだけにプログラムが修正されており全体的にPlugSoundよりクオリティは上がっています

 

 
PlugSound Pro

 

当然大容量の専用音源に比べればレイヤー数も少なく見劣りしますが、どの音色も和音のにじみ方というか響きがどても良く、演奏していてやたら気持ちが良い音色です
ドラムなどはお世辞にも良いとは言えませんが、代わりにループ素材もありますし、豊富なパーカッションも何かと役に立ちそうです

ソロを張れるメイン音源ではないでしょうが、負荷も軽いのでワキ役やソングライティングのお供にはもってこいな便利音源ではないでしょうか

 

拙い演奏ですがざっと弾いてみましたので参考になれば幸いです
https://soundcloud.com/user-370028467/sets/dp10-sounds 

A-Piano

Wurly

Maharu

Martin


【MOTU】Digital Performer 10【その1】

2019-02-17 17:40:43 | 楽器、PC

来ましたねえDigital Performer 10
 https://h-resolution.com/product/digital-performer-10/ 

9の頃から精力的に進化を続けてるDPですが、その集大成とも言えるでしょう。
何と言ってもシーケンサーの老舗ですからDPユーザーはそれなりに年齢の高い方が多い!
もう老眼に悩んでらっしゃる方も多いことでしょう。
そんなユーザーを気遣ってかスケール機能が付きました。

まだ老眼鏡のお世話にはなっていない自分でも6と8の見分けがつきにくいDPですが、スケールを使って2~3ステップ大きくするだけで随分と見やすくなります。
フォントだけでなく枠ごと大きくなってしまうのはご愛嬌ですがw

また、LogicのFlexTimeやProToolsのエラスティック・オーディオの様に波形のポイントを摘んでタイミングをストレッチできる様にもなりましたね。
今までは事あるごとにハサミで切り刻んでいたDPですが、随分とスマートになったものです。 

 

また、Ableton Liveの様なクリップウインドウ、PC内のループ素材やオーディオ素材にアクセスできるコンテンツブラウザなど、EDM系の制作にも便利な機能を盛り込んできましたね。
加えて6GBのループやサンプル素材も付いてるとか。

更にMachFiveから厳選された5GBのアコースティックサンプル音源も付いてくると言うのですから今回のアプデはお得感満載です。

次はそのアコースティックサンプル音源をチェックしてみましょう
【MOTU】Digital Performer 10【その2】
https://blog.goo.ne.jp/kinosa-studio/e/0ddff6bc7788668020ebbb987d9d94db



【B&L】Ray-Ban Predator 2 【PS2】

2019-02-06 11:59:06 | サングラス

B&L PS2


B&L PS2

ボシュロム製レイバンのプレデター2を入手

イタリア製レイバンの復刻版プレデター2であるRB2027を先に所有していたのですが、やはりボシュロム時代のガラスレンズG-15の物を手にしてみたかったのです

届いて手にした瞬間その質感の違いを感じます。
プラスチックレンズのRB2027には無いガラスレンズ特有の重厚感…
これこれ…て感じの(笑)

もちろん軽い方がお好みの方もいらっしゃるでしょうけど、やはりこのガラスレンズの重量感や品格が好きなので結果ボシュロム製のビンテージレイバンが多くなってしまいます
プラスチックレンズだとなんだか1,000円サングラスみたいで…w

加えてRB2027は全体がツヤ消し仕様であるのに対して、ボシュロム時代のプレデター2はツヤありフレームでレンズのリム正面だけツヤ消しというツートン仕様です


RB2027


同じくボシュロム製のバロラマと比べてみると、鼻当て部分がプレデター2の方が幅広ですね
この為それなりに鼻当て盛りしないと垂れ下がってマヌケな掛け位置となりがちです
また同じ62mmレンズですがカーブが違うらしく、その分横幅はバロラマより1〜2mmほど長いです

自分はいつも熱を加えると加工できるプラスチック粘土で鼻当てを形成し、固まるとゴム状になるシリコン樹脂系の接着材で固定しています
剥がす時も綺麗に剥がせますので安心です

それにしてもやはりバロラマはより肉厚重厚で迫力があります
重厚なバロラマで攻めるか、スリムでライトなプレデター2でキメるか


上:プレデター2 下:バロラマ


上:プレデター2 下:バロラマ