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Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

SG proX 設定

2015-12-16 01:56:08 | 楽器、PC


先日フルメンテナンスしたSG proX

デフォルトの設定ではちょっと扱い辛いくらいに鳴り過ぎるピアノですが、ふとMotifの鍵盤からMIDI接続してSGを外部音源として鳴らしてみたところ、これが実にいい感じのダイナミクスが得られ格段に表情豊かなピアノとなる事を発見。

SGの工場出荷時のベロシティカーブは"2"、ベロシティセンシティビティは"001~140"となっていますが、これらをカーブ"1"、センシティビティ"001~150"とする事で本体の鍵盤でも同様のダイナミクスを得られる事も発見。

そもそもベロシティセンシティビティ"を150"にしてやらないとSGの鍵盤から外部へのMIDI出力は127まで届かない様で、外部音源を鳴らすのも内蔵音源を鳴らすのもやはり150に設定してやるのが良い様に思われます。
その際一番スムーズなカーブが"1"でしょうね。



店頭でハデに聞こえる様にデフォルトの設定がそうなってるのかも知れませんが、やはり上記の設定がお勧めですね。
そうする事でBバンクのRock系ピアノ音色もかなり使える音色になるのではないでしょうか。

KORG SG ProX

2015-11-17 12:21:41 | 楽器、PC


かつてKORGにはSG-1/SG-1D/NewSG-1Dというステージピアノの名機、SGシリーズがありまして、それは自分が所有した初めてのステージピアノでもありました。
重めの鍵盤(たぶんKX88と同じAE鍵盤)も相まって、コシの強いガッツのある出音と、あそこまでパキンと弾けてくれるピアノ音色は当時他に類を見ない存在でしたね。

その後ステレオサンプリング化され、マスターキーボード機能も加わりリニューアルされたのがSG ProX。
だいぶくたびれた個体を(かなり)お安く入手したのですが、流石に1997年発売と15年以上前のものですからボタン類の接触不良も多く、ちょいと手を入れねばなりません。

この手のピアノ鍵盤物は大抵カパッとパネルが上に開くので割と内部にアクセスするのは楽なもんです。
だいたい底板のネジを10本くらい抜けば…と思いきや4本だけ。
更に横板に左右1本ずつだけ!
いいねえKORGさん無駄なことしない
釘を全く使わない宮大工かと見紛うほど洗練されてます。



メキメキと基板をはがしていきますが、やっぱりこのタクトスイッチてやつが曲者で経年劣化は免れない存在。
接点復活剤でグリグリ攻撃です。





当然ボタンやスライダーも全バラしで磨きますが、重要なのは鍵盤根元のフェルト部分!
ここがキレイになると新品度がグッと増します。
ホイールのギザギザも汚れが取りにくいですが重要です。
これであて傷すり傷以外はかなり新品度アップ



このSG ProXも勿論SGシリーズのサウンドを継承しており、がっつりガッツ系のピアノ音色。
ちんたらバラードなんか弾いてんじゃねえよ、キャンキャン言わせんかい!なキャラです。

多分1番のソリッドな方が新しい音色で、2番の方が旧SGシリーズに近い感じなのかな。
どちらもオケに混じるといきなり映えるキャラで、夜中に一人でしっとりムーディーに酔いしれるのにはちょっと向いてないかも知れません。
どちらと言うと対ドラム、対ギター等とバトルっちゃうためのデジピと言っても過言では無いでしょう。

また、本機から強化されたマスターキーボード機能も充実しており、パフォーマンス音色毎にコントローラーアサインやベロシティカーブまで個別に保存出来るので重宝しますね。
内蔵音色用と外部音源用(若しくはPC入力用)にベロシティカーブを使い分けられるのはありそうでなかなか無い機能だったりします。

オリジナルな旧SGシリーズに比べ、ステレオになった分若干コシの強さは減った感もありますが、適度な本体重量やサイズも扱いやすく、まだまだライブ用途に持ち出せるデジピではないでしょうか。





ライブと言えば他人のステージを観て思うのですが、ステレオサンプリングのピアノと言うのは客席で聴いてると音像がハッキリしない事が多いんですよね。
自宅やスタジオで聞いいてる分にはリアルなのですが、そのリアルなステレオ感が仇となって完全に音像が散っちゃってる事が多いのです。
またPAのモニター回線もモノラル扱の場合が多いのですが、LRをひとつのモニターに混ぜて返しちゃうと位相の関係でかなり聞くに耐えない残念な音色になって返って来ます。

その点、このSG proXはステレオサンプリングではありますがそれ程ステレオ感は強くなく、且つモノラルで扱った時も音色変化は最小限に抑えられてる方ではないでしょうか。
(MIDIでCC10を受けるや否やパッとモノラルに切り変わるほどの潔さです)
ディスプレイのやたらデカい文字表記と共に、この辺りもステージ用途として考慮した感が見受けられます。

ライブで使う音色、機材は一度モノラルでチェックしてみると他のメンバーにどう聞こえてるのか理解できて良いのでオススメですね。



【たまには】MBPのファン【お掃除】

2015-10-10 11:52:43 | 楽器、PC
最近よく回りMacBook Proのファン
そういえばメモリ増設以来、一度も中を掃除してない
久しぶりに裏蓋を開けてみましょう



ぱっと見ちらほらホコリが見える程度ですが、極小トルクスドライバーでファンユニットを外してみると
おう…
クッションの様なホコリの塊が通気口を塞いでおります

これでは健康によくありません
早速お掃除せねば!



この際ですから裏蓋の通気口も一つずつしっかり掃除しましょう
ファンユニット自体はこれ以上バラせないので、奥の方は綿棒やヨウジ等でどうにかこうにかしましょう



ああ、スッキリ
新品の様じゃありませんか
まだまだかんばってもらいますよお
さあ、働け!

【DP8】DPに於るKontaktの負荷【Kontakt】

2015-10-04 21:03:36 | 楽器、PC
一時期のDigital performerではプラグインの設定において”プリジェンモード””リアルタイムモード"か、どちらにしても良いとこ悪いとこあるような意見が多かったようです。
自分もしばらく”リアルタイムモード”で使っていたのですが、やはり手弾き中心派としてはCPU負荷はなるだけ抑えてバッファを詰めたいところ。
改めてよく使うKontaktを対象に各モードに於る挙動を検証してみました。
Kontaktをマルチで使うか各パート毎にシングルで使うかも合わせて検証してみましょう。

マシンはMacBook Pro Corei7 16GB DP8.07(バッファサイズ128)
Drum、Bass、AGをKontaktで、その他のパートはUVI等をパラパラと使ってるファイルです。
このファイルで負荷が高いのがKontaktで使うSessionDrummerやScarbee Jay-Bass等です。
それらを一つのKontaktでマルチに使う場合と、それぞれ個別に起動しシングルで使う場合で”プリジェンモード””リアルタイムモード”での負荷を見てみます。

Kontakt Single & ”プリジェンモード”


Kontakt Single & ”リアルタイムモード”


Kontakt Multi & ”プリジェンモード”


Kontakt Multi & ”リアルタイムモード”



とまあ、ご覧の結果であります。
マルチとして使うより若干シングルで個別に使う方が軽く、プラグイン設定は”リアルタイムモード”より”プリジェンモード"の方が圧倒的に有利と出ましたね。
最近やけに重いなあと思ってたらマルチで”リアルタイムモード”にしてたもんなあ…
シングル&プリジェンの倍くらいの負荷になるんすね。

さらにKontaktの方の設定もあれこれあるので合わせて検証してみます。
optionメニューにある”Multiprocessor support”ですが、これを選択できる最大コア数にしてみるとどうでしょう。


Kontakt Multi & ”プリジェンモード” & Multiprocessor support


なんか多少落ち着いたような気がしないでもないですが、誤差の範囲内かも知れませんねw
ほとんど手応えは感じられません。
因みにMacではKontaktの”Memory Server”機能も使えますが、16GB積んでおり64bit化した環境ですからこのファイルでは恩恵はありませんでした。
また、使ってないサンプルをメモリから除去する”Purge”機能もPurgeしてしまえばメモリにかなりの空きが出来ますが、同じくここではあまり効果はありませんでした。
とは言え、250MBくらいあるSessionDrummerのサンプル使用量がPurgeすると数10GBにまで減りますから有効ですよね。
以外とサンプルの殆どは使ってないもんですね。



つうことで、DPのCPUメーターの振り幅だけで判断している簡素な検証ですが如何でしょうか。
しばらくシングル&プリジェンで使ってみることにします。

【Apple】Magic Trackpad【故障】

2015-09-29 03:48:19 | 楽器、PC


Magic Trackpad
コレが出てからはすっかりマウスを使うこともなくなり愛用してます。
ガチャガチャ物理的に物体を動かす必要もなく、様々なジェスチャーも使えて便利です。

しかしわずかながらでも動作部分がある以上、Magic Trackpadも壊れるんですね。
そりゃ形あるものは…と言いますしね。

クリックしたら戻らなくて対象物を掴んだまま離さなくなったりし出しまして。
使い物にならないなら、いっそ壊すつもりで分解してしまおうと。

壊れたら買い換えろや、と言わんばかりに裏蓋は接着されているようであります。
手前はツメで引っかかってるらしい。
ジワジワとこじ空けるとなんとか剥がれそうですね。


メリメリ…


パキパキ…



どうにか無事に剥がせました。
手前の可動する金属版がキモだと思いますが、どうやらこいつの反発力が弱いのか。
ネットで調べると丸いネジがストローク調節用らしいですが、これまた極小なトルクスネジ。
このサイズのトルクスドライバーが手元に無いため強引に金属版を反らせてみませう。




どうもこちら側の戻りが悪いようなので…

もと通り組み上げてみると、うむ、とりあえずはバッチリじゃないすか。
接着剤の粘着力も多少残ってるので改めて接着しなくても大丈夫そうです。
またいずれ症状が出るやもしれませんし、マイクロなトルクスドライバーも入手しとかねばなあ。

【iPadで】Midiflow【MEP4】

2015-07-13 11:32:47 | 楽器、PC


昨今iPadで高品位な音源が出揃って参りましたが、まだMotifみたいなマルチ音源は少ないのが実情です。
ピアノにパッドをレイヤーしたり、数音色でスプリットしたり、個々のアプリで所謂パフォーマンスモードみたいな使い方をするにはちょっと特殊なアイテムが必要。

そこでコイツ、Midiflowを試してみました。
ひとつのMIDI入力を各音源に分配し、それぞれ発音域やフィルター、データ置換などが出来ます。
昔、YAMAHAから出ていたMEP4のようなMIDIアイテムを更に強化したような感じでしょうか。


早速あれこれ試してみましたが、ちょっと注意が必要。
そのまま音源アプリとMidiflowを同時に立ち上げると、どうやら信号が同時に双方に送られてしまい音が二重になってるようです。
サイトの説明を見てみると、音源アプリのMIDI入力をオフにするか、それが出来ない音源アプリは下図のようにMIDIチャンネルの置換機能を使ってMIDIキーボードからのチャンネルを断つ方法を取るようです。



今回はiGrandにSampleTankのパッドをレイヤーしてみました。
両アプリとも個別にMIDI入力を断つ機能は無いので、上記方法でダイレクト信号を断って接続します。
SampleTankの各パート音量はCC7で受けるので、iGrandの方はそれを受け付け無いように設定。
これでMIDIキーボードでピアノとパッドをレイヤーし、CC7に設定したペダルでパッドを出し入れ出来るようになりました。

更にMIDIキーボードにDX7llを使用しているので、ベロシティ置換機能を使ってベストな音色変化に。
ピアノ系音色はこのマッチングが妙ですから重要です。





もうひとつ注意が必要なのは、より本格的に使いこなす場合、アプリ内課金で機能補充する必要があります。
デフォルト状態では発音域スプリット、ベロシティスプリット、ノートナンバー置換、ベロシティカーブ置換、MIDIチャンネル置換、MIDI信号入力段階でのCCナンバーの置換、などが出来ますが、MIDI信号のフィルター、CCのリシェイブ、プログラムチェンジの置換等は別に課金が必要です。

Motifなどのマルチシンセでならあっという間に同等の事が出来ますが、やはり元々は専用機ではないタブレット。
ちょいと一手間かかりますね。

しかしMIDI入力から各変換を通した後、そのままMIDI出力へ送ることも出来るので、それこそMEP4のような単体のMIDIツールとしても使えます。
お手持ちのベロシティの低い古いキーボードやペダルのカーブが合わない機種に如何でしょうか。

【iPadで】piaScore【譜面】

2015-07-03 12:23:28 | 楽器、PC


このところiPadで譜面ての、やってみてます!
あれこれ試せど、やっぱりコレかなあ"piaScore"

DropBoxからサッと取り込めて、セットリストを組む。
書き込みやスタンプも自在。
iPhoneでリモコン譜めくり操作も可能。

基本的には縦使いで1ページ表示だけど、横にすれば小さくなれど2ページ表示可能。
慣れかもしれないけど2ページ目にコーダで飛んでたりしてると、やっぱり見えてないと不安だったりするのよね😁
横使いだとかなり小さくなるんだけど、発光してるせいか不思議とそれほど見辛く無い。

Air2で機内モード使用してみるも、リハから本番終了までバッテリーの持ちも十分だ。

取り込むファイルはPDFなのでもちろん手書きの歌詞やアンチョコでもオッケー。
最近の複合コピー機でスキャンすれば大抵PDFで保存出来る。
ボーカリストにもお勧めです!


【開放型も】AKG K240mkll【お勧め】

2015-05-15 03:15:44 | 楽器、PC

久しぶりのレビューは、AKG K240mkll

この手のセミオープン(半開放)なモニターヘッドフォンてその辺の家電屋さんではなかなか売ってないので一般的では無いですよね。
なので昔はてっきり密閉型が普通なんだと思い込み、狭いアパートでのスピーカー代わりにそればっかり使ってミックスなんかしていたもんです。

開放型は、密閉型の張り付くような感じに比べてより自然な音場で聴けるのが特徴で、あたかもスピーカーを両耳にぶら下げているような感覚。
スピーカー代わりに使うなら、尚更開放型の方が良かった訳ですね。

このK240mkllもAKGらしいクセのない素直な出音ですが、よくスタジオにあるSONY系密閉型とはまた逆な方向性で、より中域に厚みのあるキンキンしない優しい傾向の音です。
900STなどもちょろっとポイント的に確認したりするには良いのですが、長時間それを着けての作業では流石に聴き疲れしてしまいます。
ある程度音場の広い開放型の方が自然な装着感で長時間使用できるので、ふとヘッドフォンを着けているのを忘れそうになるくらいです。

ウチで録音する歌い手さんにどちらか好きな方をお使い下さいと差し出しても、大概AKGの開放型の方を選ばれます。
やはり自然な音場、装着感、ミッドレンジのモニターし易さがそうさせるのでしょうが、開放型なのでしっかり音漏れしてしまいます(笑
K240mkllは半開放ですが、K701とか完全開放型はちょっとしたスピーカー並みですからね。

しかし歌録りともなると長時間ヘッドフォンでの作業となりますし、少々音かぶっても気分良く歌ってもらって良いテイクが録れる方がいいですよね。
個人的にはあまり気にしません。
結構海外のレコーディング風景などでは、この手のヘッドフォンでガンガンやっちゃってますから、日本人がちょっとシビア過ぎるのかも知れませんけど。

細かい事気にせずに、バーッとやってガーッと録ってダーッとまとめる!のが一番良かったりするのですw

【町田の】Audio-Technica AT4050【電気屋】

2015-05-02 01:53:59 | 楽器、PC
久しぶりに機材ネタで
Audio-Technica AT4050

最早中堅コンデンサーマイクの定番機ともなりつつあるAT4050
何かと海外製品が中心となるマイク界隈ですが、町田の電気屋さんも負けておりません。

精悍なツヤ消しブラックに無骨なボディとはウラハラに、評判通りクセのない、何にでも使えそうなマイクであります。
際立った味付けは無くとも情報量はしっかり
つまりは下手は下手なりに、上手い人は上手いなりに録れてしまうというわけですね😁

今時分は後から味付けはいくらでも出来るので、間違いない素材がしっかり録れるというのが人気の秘訣かも知れません。

そんな素直なマイクですからプリアンプの設定による変化も良く分かります。
ウチではambience sounddesignさんでリビルトされたNEVE1272タイプのプリアンプを気に入ってに使わせてもらってますが、コイツは二段アンプになっててそれぞれのゲインを調節出来るところがミソ。

一段目のアンプだけだとごく普通のサラッとしたサウンドですが、二段目をグイッと上げるとキュ~とサウンドが引き締まりコシが出てくるのが良く分かります。
九割方上げると暑苦しくてたまりませんw
たった二つのツマミですが、こうやって楽曲やソースに合わせて調節出来ちゃったりなんかする青くてニクイ奴です。




【iPad】iOSオルガン事情【iPhone】

2015-02-09 21:31:59 | 楽器、PC


iOS用の音楽制作アプリも相当な充実ぶりを見せる昨今でありますが、DAWからソフトシンセ、MIDIやオーディオのユーティリティ関連まで何でも揃ってますね。
iPadを使い出してそのあたりもいろいろ試している今日この頃であります。

現在うちにあるオルガンはHammond XB-3、Korg CX-3new レスリー147等々なのですが、何故か片っ端から故障して行きまして、現状まともな物がMacの中の音源くらいしか無いという…
(;´Д`)



Apple「GarageBand」
https://appsto.re/jp/zQgxy.i



ということでまずはオルガン音源なのですが、まあ探す必要もなくiOSにはGaregeBandなる物が初めから存在しておりますのでありがたいですね。
コレのオルガン音源、Logicに付属のEVBと同じエンジンで出音もほぼ同じ質感。
EVBは元々好きなオルガン音源なので言うこと無しです。
設定項目こそ少ないものの、パソコンの画面上ではなく手元に置いてドローバーを操りながら使えるので、よりオルガンライクな演奏性ですね。



お次はこちら

insideout ltd.「Pocket Organ C3B3」
https://appsto.re/jp/4Alzu.i



見た目的にはかなり期待したんだけど、やっぱり安かろう云々なのか
まずレスリーのシミュレーターでガックシな感じかなあw
ちょうどXB-2の頃のシミュレーターを彷彿とさせる感じと言えば分かり易いかなあ。
とは言え二段鍵盤+足鍵盤と1~3ch使用なので本格的なシステムを組めるところはかなり魅力的。
ドローバーもそれぞれに対応する3セット使用で、プリセット選択の白黒反転鍵盤まである懲りようなだけに残念。
アンプのオーバードライブも合わせて残念なので、外部で他のシミュレーターを通すかいっそレスリーにぶち込んでみたいところ。



そして最近リリースされたばかりのこちら

KORG INC.「KORG Module」
https://appsto.re/jp/h3bK3.i



同社のフラッグシップ製品のKronosばりのノンループサンプリングなアコピ、モデリングを駆使したエレピなどを収めたプレイヤー向けアプリですが、こちらにも同社テクノロジーによるオルガン音源が搭載されています。
こちらは残念な事にドローバーは搭載されていおらずプリセット呼び出しになってしまうのですが、よくある"そうじゃない感"は無く、実に使い易く且つ必要十分なプリセット郡になっております。
ひずみ系も流石と言ったかんじで、ジャズからロックまで対応出来ますね。

まあ何と言ってもコレのピアノも凄いもので、iOSアプリでは他に見ない程の相当なデータ量を駆使し、Korgらしいアタックの効いたアンサンブルにもってこいなサウンドに仕上げられております。
更にアドオンでアイボリーのピアノもライブラリも追加出来ると言う。
さながらノードエレクトロの様なプレイヤーズシンセと言ったところですが、こんなのが数千円でリリースされてちゃハードもたまったもんじゃないなあ。






まあしかし、こんなコンパクトなアイテムから専用ハードにも負けず劣らずなサウンドが出せる時代になったものです。
どのアプリも十分熱く演奏出来るサウンドですし、しっかりシャウトしてくれます。
何と言ってもこの"シャウトしてくれる"ってのがオルガンの魅力。
是非次は実践で試してみましょう。