Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

山弦の歌伴は最高だ!

2024-03-16 21:13:00 | 音楽

facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

暖かな春の日、お初の有楽町I'M A SHOW(アイマショウ)へ大貫妙子を観に行く。
この日のバックは山弦なので、いつものバンド・スタイルとは違った感じが予想される。
昨年もこのセットで八ヶ岳でライブをしており、演奏側は慣れているのかも知れない。鍵盤なしのギター・デュオだと出来ない曲もありそうだ。
以前、佐橋佳幸がゲストで出て何曲か大貫妙子+山弦で演るのは観ているが、お手並み拝見ですね🤗。小さなハコの4列目だが1番左😵‼️

17時になると山弦(佐橋佳幸&小倉博和)の二人が出て来る。セッティングから分っていたが、山弦の二人で1部を行うらしい。
アコギ・デュオは、上手いのは承知だがインストなので飽きるのが本音😅。"春"、"ソリ"、"島育ち"、"Harvest"等々を演って、ラストは"花鳥風月"。
後半にリズムものを持ってきての50分。前座気分でもう少し短めの方が大貫さんのお客には良かったのでは?

20分の休憩を挟んで2部は大貫+山弦のセット。先ずは"横顔"から始める。
"緑の風"は山弦のギターがフォーキーな風を吹かせてくれてとても素敵❤️
"A Life"、そして山弦の"祇園の恋"に大貫さんが歌詞を付けた"あなたを思うと"と続く。
VIERAのCM曲"snow"、"森へ行こう"等々を次々と披露。
更に幾つか歌いながら、本編ラストは"色彩都市でした。
アンコールは山弦の二人で大貫さんのカバー"蜃気楼の街"(シュガーベイブ)を先ず演り、
更に大貫さんを加えて"ピーターラビットとわたし"でこの日の演奏を終えた。2部は70分。

張らない歌唱は大貫さん独特のもの。穏やかな気持ちにさせてくれる。これはヨーロッパ路線の頃に確立されたのかな?
しかし山弦も含めMCが長過ぎ、そして大貫さんの告知がグズグズでこういった所に歳を感じさせるのが悲しい。
まあ、山弦の歌伴は最高だし、小編成でも充分楽しめる。但し、次回は山弦短め、その分大貫さん長めでお願いしたいものです🙏

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「血の味/沢木耕太郎」を読了

2024-03-16 14:27:37 | 

図書館で借りてきた「血の味/沢木耕太郎」を読了。
何処から来たか分からない父親をナイフで刺殺した中学生は、刑期を終えて出所した後に父親と同じような道を行く。
荒涼としたストーリーに明るい未来を見る事は難しい。
未完のまま著者が放っておいたものを10年ほどして完結し2000年に刊行した小説。
著者にとっても難しい作品だった事は、完結までの月日からも感じられる。
ルポライター上がりだけに状況描写などは細やかな人だ。旅の師匠と勝手に思っているが、この作品はイマイチ肯定できないな。

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