フランスがアルゼンチンの待つ決勝へ！

カタールW杯準決勝フランスvsモロッコは、モロッコ大サポーターのアウェー感をもろともにせずフランスが2-0と勝利して決勝へ。
前半5分でエルナンデスのゴールが決まって、モロッコのゲーム・プランを打ち砕いたフランスは試合巧者だ。
いつにも増して攻撃にシフトしたモロッコだが、守備ブロックを築くフランスになかなかシュートが撃てないまま1-0で前半終了。
後半にモロッコはギアを上げ、右サイドからトライアングルのパスから再三ゴール前にクロスをいれる。
するとデシャン監督はエムバペの守備の緩さを補完すべくジルーを下げてエムバペを真ん中にして左にテュラムを入れた。
ここが大きなポイントだった。モロッコの右からの攻撃は勢いを失い、逆にテュラムは攻撃でも推進力を見せた。
そしてデンベレに替えたコロ・ムアニのファースト・タッチが追加点を挙げるなどデシャン監督の交代は見事だった。
相変わらずグリーズマンは攻守のバランサーとして好調を維持していて頼もしいの一言。
これで決勝はアルゼンチンvsフランスとなった。とても楽しみな組み合わせ。得点王争いも5点、4点が各チームにいて面白い。
今大会を盛り上げてくれたクロアチアvsモロッコの三位決定戦も好試合を期待したい。宴の残りもあと2試合！