今年は昨年に比べ13本増しの83本のライヴ観戦に足を運んだ。これって自己記録更新(笑)。
前座やフェスでの複数組を考えると100組前後は観た事になるだろう。
我ながらホントにおバカなライヴおたくである。海外にも4度遠征し、現役時には
開催時期の問題で行く事が不可能であったフェアメ[ト祭り「Cropredy」へ行けたのが
最大の収穫でした。1度行けば、また"Meet on the Ledge"を歌いに行きたくなるファンの
気持ちも分かろうかというもの。しかし、これでまた一つ目標が無くなった寂しさもある。
例年通り、良いLIVEにはランク付けをしませんので時系列での10本です。
1.Bob Seger & The Silver Bullet Band 3/5@Tingley Coliseum,Aibuquerque,NM
最後のツアーと名乗って全米を練り歩くBob Segerをアルバカーキでキャッチ。
大所帯バンドをバックにヒット曲満載で楽しい事この上なし。コーラス隊にShaun Murphy
(元Little Feat)が居たのにはビックリした。亡くなったミュージシャンの映像をバックに
Dylanの"Forever Young"を歌ったが、最後が同郷デトロイトのGlenn Freyだったのには
泣かされた。まだまだ演れる感じはしたので残念!
2.Dan Penn & Spooner Oldham 3/17@ビルボード東京
Dan Pennが再びSpoonerを伴って戻ってきてくれた。名コンビは健在でした。
ソウル歌手に提供した珠玉の名作を惜しみなく披露。Donnie Frittsとの共作
"Rainbow Road"を演った時には、翌月Donnieの歌でも聴けるかと思ったが、
体調不良でキャンセル、そのままDonnieは逝ってしまった。観れる時に観ておくのは大事。
3.St. Paul & The Broken Bones 4/16@ビルボード東京
前月にもフェニックスで観るなど海外で3度観ていた彼らが遂に初来日。
見た目はイケてないが、ソウル・マナー溢れた演奏はいつも全力投球だ。
アンコールで客席に雪崩れ込んでの大立ち回りは過剰サービスでしたがこの日も最高!
4.Char X Chabo 4/26@六本木EX THEATER
1部はアコースティック、2部はエレクトリックでベテラン・ミュージシャンの凄みを
たっぷりと聴かせてくれた。そしてお客転がしのMCも味がある。Charのギターに酔った。
5.Mark Knopfler 6/17@Accorhotels Arena,Paris
クラプトンやエルトン・ジョンとの一緒の東京ドーム以来久々に観る事ができた。
大所帯のバンドとのアンサンブルを重んじながら、煌めきのあるギターを聴かせた。
ケルト風味も感じた熟成された大人のロック。ラストの"Going Home"良かったな~!
6.Richard Thompson 8/9@Cropredy,Oxfordshire,UK
憧れのクロップレディの地でRichは1部でアコースティック、2部ではフェアメ[トの旧友と
エレクトリックでのバンド演奏を聴かせてくれた。Simonと二人のDaveが傍らにいる。
オリジナルとも言える"Wall Of Death"は最高だった!いつまでも聴いていたかった。
7.Fairport Convention & Freinds 8/10@Cropredy,Oxfordshire,UK
次から次へと出てくるゲストとの共演の数々。まさに天国のような時間。
フェスのこれまでが全て前座と思わせる滋味溢れる演奏を堪能。
再びこの天国の地を訪れる事はあるのだろうか?Simon Nicolよいつまでもお元気で。
8.Marisa Monte 10/14@日本橋三井ホール
ャ泣gガル語の柔らかな歌と腕を駆使してのダンス。Marisa Monte健在!
Montreux Jazz Festival Japanとしての来日だったが、ブラジル人も多く来ていて
会場の雰囲気も良かった。美貌を維持し、短いインターバルでの再来日を願う。
9.Kelly Willis & Bruce Robison 11/2@SPACE,Evanston,IL
長年観たくてたまらなかった最強の夫婦モノをシカゴ郊外でキャッチ。
愛情あふれる立ち振る舞いにこちらの頬も緩む。二人の歌もとても良かった。
"Travelin' Soldier"のオリジナルが聴けて何とも幸せな気分。バンドも良かった。
いつの日かまた聴きに行くと誓って会場を後にしたのでした。
10.U2 12/5@さいたまスーパーアリーナ
もはやハードなロックからは離れているが、U2が「Joshua Tree」の再現ツアーと聴き
これが最後と足を運んだ。スクリーンを使ったステージングは相変わらず上手な奴ら。
初期の曲に異常に反応する自分がちょっと笑える。熱血アイリッシュは健在だった。
これで彼らからも卒業できます。最後に大きな拍手を。
和モノではここ数年聴いている浜田真理子、T字路s、優河等を何度も聴きに行ったが
惜しくも次点に。矢野顕子は同じバンドだったが昨年の方が熱気は上だった。
石田長生トリビュートも皆味のある演奏でとってもよかった。
他にもRickie Lee Jones、Dave Koz featuring Valerie Simpson、Punch Brothers、
The Proclaimers、Durand Jones & The Indications、Frankie Valli & The Four Seasons、
Jimmy Webb、John Hiatt、Rosanne Cash & Ry Cooder等々良いもの多数。
来年はオリンピック・パラリンピックにボランティア参加しますので、遠征は早めに
短期集中で行うべく悪だくみを練ってます。来年も楽しい生歌に沢山出会いたいです。