Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

祝40周年!無骨な魂は永遠に

2019-12-22 23:12:00 | 音楽
facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

池袋から日本橋へ移動、夜は日本橋三井ホールでHEATWAVEを観る。
山口洋のソロは毎年観ているが、バンドではベースの渡辺圭一が抜けてから
観るのは初めてだから久しぶり。新譜も最近出たが未聴のまま今日を迎えた。
バンド結成40周年との事でめでたくもある。
この日は椅子席があり、段差のある中央付近に陣取って開演を待つ。
18時を少しまわり、山口洋(g)、細海魚(k)、池畑潤二(d)の3人が出てくる。
ベースレスのトリオ・ザ・ヒートウェイヴ。山口がグレッチをかき鳴らす
新譜からの"Freedom"で始まった。既知感があるのはソロの時にでも聴いているのだろうか。
リズムを落として"明日のために靴を磨こう"と続き、「東京の歌を唄うけん」と
博多弁のMCでお洒落に"TOKYO CITY HIERARCHY"を。
"MR.SONGWRITER"は歌詞を変えつつ長尺となった。
アコギに持ち替え新譜からの"Hevenly"、そして"灯り"の力強さに泣ける。
「僕は君を憎むために生まれてきた訳じゃない」の歌詞にゾクっとする。究極のラブソングか?
"フリージア"、"Blind Pilot"等を歌い継ぎながら、再びグレッチを手に取り
山口が吠えるは"Still Burning"。クラッシュのジョー・ストラマーに
「心に火を灯し続けろ」と言われた事から出来た曲らしい。
自立と再生の曲を沢山書く山口、無骨な魂に変化はない。
"荒野の風"での魚のアコーディオンがいかにもアイリッシュで輝き、
そして"ボヘミアン・ブルー"で会場を一つにしてからアコギでの"新しい風"で本編を終えた。
ミラーボールが輝く"Starlight"でアンコールを始め、お約束の"満月の夕"と続く。
ラストは新譜から"夢に取り組んでみよう"を演ったが、グレッチでのギターが
Neil Youngのイタコのようにロックしていた(笑)。
この曲はBruce Springsteenの"Working On A Dream"をラジオで聴いて
インスパイアされたとの事。
あっという間の155分。池畑の的確なリズムキープ、魚の奔放な鍵盤さばきと
山口をサメ[トする二人の職人の貢献も大きかった。
言葉を大切にする大人のロック・バンドとして大切な奴ら、今後も継続を望みたい。


コメント

拾い物のウェスタン

2019-12-22 23:07:00 | 映画
facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

朝も早よから池袋の新文訣ソへ。今年封切りになって見逃したものを観に来ました。
二本立てまず最初は「荒野の誓い」。ワタシの大好物のウェスタン。
こんなのが9月に公開されていたとは知らなかった。今日明日なので慌てて来館。
退役間近の奇兵隊大尉が長年抗争を続けたシャイアンの首長一家をニューメキシコの砦から
モンタナの寄留地へ開放する為に護送する。コマンチに一家を惨殺された未亡人も同行する中、
徐々にインディアンとのわだかまりは溶け落ちていく。モンタナへはただでは着かないが、
ラストは未来に光を灯して終える。かなり本格派で良かった。
奇兵隊に黒人兵が居たが、これは珍しい。ジョン・フォードの「バッファロー大隊」等
例は少ない。史実的には有りであり、平等を重んじる世ならばか。
但し、ウェスタンではネイティヴ・アメリカンは無し、ここはやはりインディアンで。
二本目は「パピヨン」のリメイク。スティーヴ・マックウィーンとダスティン・ホフマンの
名作だが、詳細はすっかり忘れている。まあ、これはこれで良かった。
映画館通いも今年はこれで最後かと。




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