Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

Border Music

2017-05-18 22:59:00 | 音楽
facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

先週に続き本日、再び渋谷クアトロへ。Los LobosのDavid HidalgoとMarc Ribotの
デュオを観てきた。整理番号が若い上に前の方には椅子があったので楽にかぶりつき。
オヤジには嬉しい。
10分程押した19:10過ぎにTOM'Sの麻田氏が二人を呼び入れて始まった。
彼らは曲によって楽器を持ち替える。Marcはエレキ、アコギ、レキントの各ギター、
Davidはアコギ、エレキの他に初っ端にはチェロも弾いていた。
彼らの奏でる音楽はメキシコとの国境周辺のボーダー・ミュージック。
それもカリフォルニアではなく、どちらかと言えば、アリゾナやニューメキシコ、
テキサスの様な埃っぽさを感じる。「パリテキサス」のような世界観だ。
スペイン語の歌も何曲も演るし、ブルース、カントリー、フォーク、ロックンロール
などに混じってマリアッチの雰囲気もワルツの形で聴かせてくれる。
流石にチカーノと偽キューバ人の二人組、スペイン語はお手のもの。
但し、この日Davidはアコーディオンは弾かなかった。
カバーが殆どなのだが曲はイマイチ分からない。Los Lobosで聴いた事がある曲もあるのだが、
バンドとアレンジが違うので今ひとつ曲名が不明。Lobosで高音担当のDavidだけでなく、
Marcも渋い喉を聴かせる。この人、矢野顕子のバックでギターを弾く姿しか
観たことなかったが、素敵なギター職人ですね。
流石にLower ManhattanのKnitting Factory等で慣らしただけの事はある。
エレキのソロで聴かせるアバンギャルドな演奏に雰囲気感じました。
アンコールに入り、"What's Going On"、2人でエレキをノイジーにかき鳴らした
"Hanky Panky"と聴きなれた曲が聴けた。
万雷の拍手に応えてのWアンコールではこれもWエレキで"In The Midnight Hour"を演って
締めた。なかなか楽しめた100分でした。
アメリカの小さなハコでやる様な音楽、こういったものがTOM'Sらしくてイイね。
今年、もう1本位はアメリカーナな音楽を届けてくれると嬉しいものです。


コメント

自由な世の中

2017-05-18 10:31:00 | ノンジャンル
誰もが平等に物事を選択できる時代と言えるだろう。勿論、経済力によりその範囲には
個人差はあるが、法に触れない限りは自分の意思が尊重される。気がしてるだけかな?
男しかできない仕事はほとんどなくなり、男女の雇用は均等になっている。懐かしき男尊女卑。
かってはTVが大衆の共通理解の媒体として機能していたが、今は誰もが共通理解として
捉えていることは少ないように感じている。音楽のミリオンセラーも映画や本のヒット作も
何か嘘っぽい。個人の時代はストレスが少ないが、金銭を得る仕事というものは
以前以上にストレスがかかっているようだ。そこでは自由度は減少し、規制も加わる。
世捨て人にならないとその辺りのストレスは解消されないんでしょうね。
それでもまったくストレスが無くなる事はない。人との関りを持たずに生きる事は無理だから。
こんな事カキコしていること自体、目に触れる人にストレスを与えている筈だ(爆)。
まあ、こちらも人のカキコからストレスを感じる事もあるのでお互い様ですが。
金の使い方も人それぞれ、ケチケチ旅行していても人から見れば多分豪勢だと思われてる筈。
確かに旅費を使わなければ、もっと物を買ったり美味しい物を食べたりすることができるが、
知らない土地へ行って見聞きし、文化等の違いを感じて日本人としてのアイデンティティを
再認識する事に喜びを感じてしまっているのでこれがなかなか止められない。
イベント中心に旅すると同じ土地に行きがちになるが、なるべくお初の所へ自分の足で
行きたいと思ってるのです。
自分が考える年間予算で、何回満足できる旅ができるかが勝負だと思ってます(爆)。
音楽も音盤よりも生音の方が好きなのですが、これも旅好き故かもしれない。
LIVEに1回行けば、音盤何枚も買えるのですが(笑)。価値観と言ってしまえば簡単なのかな。
双方向性と一期一会を好むワタシは、今日も又渋谷の街へと向かいます。
コメント