Unionの中古本で200円ちょいで買っていた「SWITCH STORIES -彼らがいた場所-」を読了。
SWITCH誌で創刊から長く編集長を務めていた新井敏記のインタビュー記事をまとめたもの。
ヴィム・ベンダース、井上陽水、吉田美和、Cocco、桑田佳祐、福山雅治、浅野忠信、
野田秀樹、深津絵里、七代目市川新之助、勝新太郎、劉智衆、井上雄彦と錚々たる顔ぶれ。
後付けの文章も大好きな沢木耕太郎が書いている。単なるインタビュー集ではなく、
インタビュー時の状況説明やそこに至る背景の方を重んじて綴っている事に惹かれる。
時にまどろっこしい表現もあるが、そこは許すとしよう。インタビュー自体もされる側の
心理を捕える事に心を配っている様だ。従ってそれぞれが関わる最新の作品に関して
言及する事は少なく、今読んでもタイムラグを感じる事は少ない。
SWITCH誌は最近は読むことは無いが、著者が編集していた頃は良く読んでおり、
この本の記事も当時読んだものもあるに違いない。個人的には笠智衆の項が一番惹かれた。
甥っ子2号・3号が修行している鎌倉の円覚寺に小津安二郎の墓がある事も初めて知った。
小津の墓石の文字が「確か朝比奈宗源って人の文字」って笠が語る場面があるが、
元の円覚寺の館長で姉さんの結婚式の時に私も接見したことがありましたね。
親父が書いてもらった書が家にまだあるのでは。一番有名なのは「水戸黄門」の題字(爆)。
SWITCH誌で創刊から長く編集長を務めていた新井敏記のインタビュー記事をまとめたもの。
ヴィム・ベンダース、井上陽水、吉田美和、Cocco、桑田佳祐、福山雅治、浅野忠信、
野田秀樹、深津絵里、七代目市川新之助、勝新太郎、劉智衆、井上雄彦と錚々たる顔ぶれ。
後付けの文章も大好きな沢木耕太郎が書いている。単なるインタビュー集ではなく、
インタビュー時の状況説明やそこに至る背景の方を重んじて綴っている事に惹かれる。
時にまどろっこしい表現もあるが、そこは許すとしよう。インタビュー自体もされる側の
心理を捕える事に心を配っている様だ。従ってそれぞれが関わる最新の作品に関して
言及する事は少なく、今読んでもタイムラグを感じる事は少ない。
SWITCH誌は最近は読むことは無いが、著者が編集していた頃は良く読んでおり、
この本の記事も当時読んだものもあるに違いない。個人的には笠智衆の項が一番惹かれた。
甥っ子2号・3号が修行している鎌倉の円覚寺に小津安二郎の墓がある事も初めて知った。
小津の墓石の文字が「確か朝比奈宗源って人の文字」って笠が語る場面があるが、
元の円覚寺の館長で姉さんの結婚式の時に私も接見したことがありましたね。
親父が書いてもらった書が家にまだあるのでは。一番有名なのは「水戸黄門」の題字(爆)。