Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

2013年ベスト10 -DVD編-

2013-12-30 10:32:00 | ベスト10

今年は音楽物10本選ぶのに苦労しました。沢山あってなら良いが、それ程買ってないのです。
気になるものがリリースされてないのか、見逃してるのかは分かりませんが2013年縛りだと
そうは見ていない。そんな時、ClaptonのCrossroads Fesがギリギリに飛び込んで来て、
少し順位をいじりましたね。まあ、生でそれなりに見てますので映像に頼る必要が少ない事も
事実ですが。国内盤は高いし、出ないものもあるのでオール輸入盤であります。


1.Love For Levon / Various

亡きLevon Helmに捧げる追悼コンサート。家族の意向(本人の意思?)でRobbieは呼ばれず。
それでも豪華メンツが繰り広げるThe Bandの楽曲の数々は素晴らしい。盛大なる鎮魂歌。
Amy HelmとLarry Campbellにも感謝!!


2.Crossroads Guitar Festival 2013 / Various

年末に見たがジャンルを問わないギター職人の演奏はどれも素晴らしく、まくって上位へ。
全体的にAllman勢の活躍が目立ってますが、豪華メンツを集めるClaptonの人脈は凄いね。


3.Live At Rockpalast 1980 / Ronnie Lane Band

このシリーズは地味なミュージシャンを出してくるので目を離せない。まさかRonnieも
リリースされるとは。バックにIan StewartやHenry McCulloughがいるのも見逃せません。


4.Live In Concert / Jackson Browne

高音がきつくなった兄ィですが、最後まで見届ける覚悟はこちらにもありますから。
体に沁み込んだ楽曲は永遠です。Watkins兄妹のゲスト出演も、常に今を生きる兄ィの
変わらぬ姿勢の現れです。来年は生のお姿と歌に接したいものです。


5.Racing The Cage / Bruce Cockburn

ロード・ムービー風に撮った映像であり、インタビューが多く演奏が完走しないのが
かなり不満。英語字幕も無く辛いが、それでも彼の人となりは伝わるものがある。
カナダの吟遊詩人は孤高を極めるが、イヤリングをぶら下げるなど洒落た人でもある。


6.Sound City / Documentary by Dave Grohl

Foo FightersのDaveの愛情溢れる監督作。スタジオとミキサー卓への想いが、画面から
にじみ出て来て素敵です。出てくるミュージシャンのスタジオへのエビソードも楽しい。
輸入盤だが日本語字幕もあるので助かりました。


7.History Of The Eagles / The Eagles

時系列に進み、古い映像が見れるのが貴重です。しかしGlennとFelderの確執を隠さずに
見せてしまう所が凄いな。ケチってヒストリー物だけを買ったので、完走のLIVE映像が
見れないのが失敗でした。


8.Woody Guthrie At 100!Live At The Kennedy Center / Various

Woody生誕100年記念コンサート。出演者の割に地味な印象はぬぐえない。
それは彼の楽曲がフォークということで派手さが無い事によるものなのかもしれない。
老婆となってしまったJudy Collinsなんて見たくなかったのが本音。John Mellencampが
年々泥臭くなって行くのにもビックリですが。


9.Back To Brooklyn / Barbra Streisand

地元Brooklynへの凱旋コンサート。アリーナができた事でNYCでなく地元でも公演が
できるようになったとの事。地元一般人の「パーブラ、ブルックリンでやってちょうだい」
みたいなインタビューも会場で流された模様。貧しい子供時代からのアメリカン・ドリームを
体現している人だけに、地元の人達の家族意識も強いように感じます。しかし年をとっても
あまり変わらない。いまだにワタシにとっては「追憶」の人です。


10.Songbook / Allen Toussaint

ハリケーン・カトリーナでNYCへ移住していた時に定期LIVEをしていたのが、本作を
撮ったJoe's Pub。2009年撮影・録音のLIVEなので既にNew Orleansへ戻っていたかも
しれないが、準フランチャイズということでリラックスしてオール・キャリアからノー
ギミックの弾き語りで綴られる。ホーンやバンド入りも良いが、こういった裸の姿こそ
彼の本質が見れるようで興味深い。このスタイルなら一生現役でいられるはず(笑)。


Stonesも何枚か出てますが、今回は見送りでした。

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