昨晩はNHKホールで矢野顕子の「さとがえるコンサート」を見てきた。もはや20年位になるが
今年は夏のブルーノートなど何度も来日しており、はっきり言って昨今は目新しい所は
無くなってきている。但し今年の春におかしな楽器を駆使するMATOKKUという3人組と
競演するのは新鮮だった。本人もそう感じたのだろう、今年のさとがえるでも再共演と成った。
彼女はいつものように全ての曲でピアノを弾くことはせず、バンドの音に声を重ねる事を
楽しんでいるようにも見えた。時に打ち込みを多用したエレクトロな感じ(ちょっと高橋幸宏
っぼい)もあるが、ほんわかと丸みのある演奏で彼女の曲に新たな息吹を与えていた。
全編通してテルミンを聴くこともそうはない筈。「エレファント・ホテル」を全曲やると
言う事だったが、アレンジもまた秀逸だった。基からバラエティに富んだ楽曲の集まった
アルバムではあるのですが。予想されたことだが"すばらしき日々"でのゲストの奥田民生との
競演はくだけた感じでステキだった。"スタウダマイヤー"、"ラーメン食べたい"と下世話な
感じも箸休めとして悪くない、いやそれ以上でしたよもちろん。アンコール・ラストの
"中央線"まで140分、久しぶりに彼女のコンサートでドキドキしたよ。ラストにお馴染みの
"ひとつだけ"でなく、病気で休養しているThe Boomの宮沢和史の曲を持ってきたのは、
彼女なりの宮へのエールではないかと思うと、思わずウルウルしてしまったのでした。
奥田民生も宮沢和史も彼女が認める音楽仲間ですから。そのさりげなさもアッコちゃんらしい。
今年は夏のブルーノートなど何度も来日しており、はっきり言って昨今は目新しい所は
無くなってきている。但し今年の春におかしな楽器を駆使するMATOKKUという3人組と
競演するのは新鮮だった。本人もそう感じたのだろう、今年のさとがえるでも再共演と成った。
彼女はいつものように全ての曲でピアノを弾くことはせず、バンドの音に声を重ねる事を
楽しんでいるようにも見えた。時に打ち込みを多用したエレクトロな感じ(ちょっと高橋幸宏
っぼい)もあるが、ほんわかと丸みのある演奏で彼女の曲に新たな息吹を与えていた。
全編通してテルミンを聴くこともそうはない筈。「エレファント・ホテル」を全曲やると
言う事だったが、アレンジもまた秀逸だった。基からバラエティに富んだ楽曲の集まった
アルバムではあるのですが。予想されたことだが"すばらしき日々"でのゲストの奥田民生との
競演はくだけた感じでステキだった。"スタウダマイヤー"、"ラーメン食べたい"と下世話な
感じも箸休めとして悪くない、いやそれ以上でしたよもちろん。アンコール・ラストの
"中央線"まで140分、久しぶりに彼女のコンサートでドキドキしたよ。ラストにお馴染みの
"ひとつだけ"でなく、病気で休養しているThe Boomの宮沢和史の曲を持ってきたのは、
彼女なりの宮へのエールではないかと思うと、思わずウルウルしてしまったのでした。
奥田民生も宮沢和史も彼女が認める音楽仲間ですから。そのさりげなさもアッコちゃんらしい。