Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

クラシックの殿堂に潜入

2012-02-18 22:04:00 | 音楽
大衆音楽愛好家にとってクラシックは敷居の高さを感じる。そんなクラシックの殿堂である
東京文化会館が「ャsュラーウィーク」と名乗って解放しているLIVEに本日潜入してきた。
出し物自体は「小倉博和 × 大貫妙子」であるので目新しいものではない。しかし600席の
小会場は、反響板なんかも具備しており、なんかよい感じに音が響く。気のせいかもしれないが。
あとは林立夫にフェビアン・レザ・パネといつもの大貫バンド。ただしコンピューター&ベースの
藤本君てのが入ってましたね。毎年のように大貫さんは聴いているが、「今日は誘って頂き」と
バンマスのオグちゃんがメインのようなもって行き方。そのせいかもしれないが、オープニングから
"Amazing Grace"のギター・ソロから始まった次第。途中も大貫さん抜きでのバンドでの
インスト演奏も数曲挟んでいた。この辺がいつもの大貫さんのコンサートと趣向は異なっていた。
会場に合わせたのか、林氏も普通のドラムセットではなくカホーンとシンバルを組み合わせた
パーカッションで臨んでいた。ブラシと素手を巧みに扱い、よりアコースティックな感じを
強めていた。しかしオグちゃんのアコギは上手い。流麗で優しく耳に馴染む。大貫さんの
澄んだ声に彼らのアコースティックな演奏はピタリと寄り添っていた。いくつになっても
ピュア・アコースティックは不変であります。そんな中だが"春の手紙"で突然歌詞を忘れたと
歌うのを止めてしまった。どうやらギターからノイズが出ていたのが気になったらしい。
オグちゃんのギターを取り換えて仕切り直し。この曲好きなので何回も聴けて少し得した気も。
"Snow"も季節柄良い選曲でしたね。オグちゃん大フューチャーにパネさんピアノの独奏もあり
いつもより大貫さんの歌少なめの105分。それでもアンコールラストには"突然の贈りもの"で
締めてくれたのでした。17:05開演なので終演は普段はまだ始まらない18:50。来る筈のない所で
心地良い響きを味わえたのでよしか。急遽ヤフオクで5千円落札して参戦してきました。
外は凄く寒かった。もう少し暖めて欲しかったと思いつつ帰路につきました。
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