レアルの大型補強は両刃の刃

リバプールからシャビ・アロンソが移籍し、今年の大型補強を終えたレアル･マドリードだが
こんなに中盤の選手が溢れてどうするのか心配だ。昨年ライバルのバルセロナに大きく
水をあけられ、あせったフロントが金に糸目をつけず良い選手をかき集めた結果だ。
既にオランダの中盤の選手にはベンチか移籍かの肩叩きが始まっているようだ。
少なくともカカ、Ｃロナウド、シャビの３人はレギュラーで入るのだろうから。
しかしバランス悪いチームではないだろうか。ＣロナウドはＦＷで使う手もあるが
自我の強い選手だけに周りとのコミュニケーションが心配だ。幸いなことにこのチームには
チーム生え抜きで長くスペインの至宝だったラウールがいるので、彼の発言がチームの
まとまりを保つ可能性はある。しかしながら序盤で成績が上がらないと、火薬庫が
大爆発する可能性も秘めている。いずれにしても楽しみな今期のレアルである。