Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

リラックスしたトリオ・ザ・アッコちゃん

2009-08-20 23:09:00 | 音楽
映画が終わったのが20:20。もたもたしてはいられない。新宿三丁目で丸の内線に乗り
半蔵門線経由で表参道まで。ブルーノートに着けば、もう客入れは始まっていた。
チェックインを済ませると66番という遅い整理番号をもらう。まあ、しゃんめいな。
ステージ右サイドに席を取り、ギネスでノドを潤し待つこと数十分。10分押しの21:40に
"BAKABON"でスタート。バックはウィル・リーとクリス・パーカーのリズム隊二人。
よってリード楽器はアッコちゃんのピアノのみ。プリミティヴな演奏が楽しめる予感。
次の"Evacuation Plan"は最新作の「AKIKO」からだが、何と英語バージョン。
このアルバム、DVDと日本語+英語のリミテッド盤を所有しており聴いてはいたが、
日本でまさか英語バージョンやるとは意外でした。同じように"いい子だね"も"Good Girl"。
ただ"変わるし"は日本語で歌ってたな。1stからの古い曲"クマ"なんて珍しい曲もあったが、
突然「いい歌だね」って歌い始める知らない曲が出てきた。途中、「きよしちゃん」とか
「どうしたんだ Hey Hey Baby」なんて歌詞も出てくる。"きよしちゃん"はアッコちゃんが
キヨシローの事を歌った鎮魂歌のようでした。10月リリースのアルバムは弾き語りとの事。
はたしてこの曲も収められるのでしょうか。アッコちゃんはこの日はピアノだけでなく
横に置いたキーボードも時々弾いた。このあたり最近親交の深い上原ひろみの影響かな。
時にファンキーに響くのでした。リズム隊も妙にJAZZに傾唐キることもなく、ウィルは
ボーカルでもサメ[トしていた。ただし本編ラストの"ごはんができたよ"のクリスの
ドラミングはこの曲らしい和モノの香を少し薄らげていた。いつもと違った印象の曲となり
面白くはあれど、原曲アレンジの方がいいような気はしたのでした。アンコールでは
「ラスカルズの曲」と言って"People Got To Be Free"を演奏したが、ボーカルを分ける
ウィル・リーにとっておいしい曲だった。最後は"Rose Garden"で締めての70分。
リラックスした演奏で、昨年のマーク・リーボーとのスリル溢れるものとはちょっと違ってた。
一緒にやるメンツで音世界も変わるもの。来月の京都音博では盟友のくるりや
奥田民生と一緒にどんな音を聴かせてくれるのだろう。まあ、ハズレの無い人だからね。
コメント

なかなかの本格西部劇でした

2009-08-20 22:37:00 | 映画
昨日、新宿ピカデリーで「3時10分、決断のとき」を見てきた。
もともとは「キャデラック・レコード」を見るつもりだったが土曜日に見てきたので方向転換、
ヤフオクで千円になる割引券を50円(+送料80円)で購入、1,130円で見ることとしていた。
上映の3:10(Oh!タイトルと同じだ)の20分前に着けばシネコンのチケット売り場は長蛇の列。
「3時10分、決断のとき」には△印が付いている。15分位してやっと順番になると、
なんとたった今完売とのこと。耳を疑いました(泣)。次の上映は18:10で終映は20:20とのこと。
この日行くブルーノートは20:45開場だからチョット辛いか。
「この割引券は9/30まで使えますから」と言うが「この映画、そんなに長くやらないでしょ」と
言ってとりあえず列を離れる。ユニオンなんかを回りながら頭を冷やし考える。
結論として「割引券は平日のみだから、この日見ないと見れないだろう」とし、劇場へ戻る。
チケットを買い、街を歩き食事をしてから18:10回を見る。リメイクだけに筋立ては
オールド・スタイルの本格西部劇。主演のラッセル・クロウとクリスチャン・ベールの
好演もあり結構楽しく見れた。年に1本位はアメリカで制作上映されると嬉しいのだが。
なにはともあれ見れたのでまずはヨカッタヨカッタ。


コメント