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資金繰りの改善手法-Ⅳ.支払管理から資金繰りを楽にする-40.掛けで売るなら、掛けで仕入れる!

2010-03-13 09:22:41 | 企業支援
掛けで売るときは、掛けで仕入れるのが基本。
売掛金を回収してから支払いを行うようにすれば、資金繰りはさらに楽になる。


企業の販売活動は基本的に、
【ものを仕入れ】⇒【在庫として一定期間保管】⇒【販売】⇒【回収】
というパターンが一般的です。
たいていの企業では販売は掛取引で行うのが一般的です。

売掛金があって、ある程度の在庫を抱えているのは止むを得ないことですが、
やはり売掛金が増えるほど資金繰りは苦しくなります。
それに加えて、在庫が増加するほど資金繰りが苦しくなります。

掛けで売るときは、掛けで仕入れるというのが資金繰りの基本です。
さらに、売掛金を回収してから仕入れ代金を支払うようにすると一段と資金繰りが楽になります。


なお、”掛けには掛けで支払う”とするならば、
”手形には手形で支払う”のかといえば、そうでもありませんが、支払手形を振り出すことはお薦めできません。
むしろ、売掛金を手形で回収せざるを得ないときは、
買掛金はその手形を裏書譲渡して支払うようにすべきです。


【売掛金を回収してから支払うのが最善】



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