今月1日から『高年齢者雇用安定法』が施行されています。
少子高齢化が進み人口が減少する中で、社会の活力を維持する為、働く意欲がある高齢者が
今後さまざまな場で活躍することが期待されています。
国は「70歳までの就業機会の確保」を掲げて奨励していますが
心配されるのは高齢労働者の労災事故です。
我が友人も何人かが元の介護施設に再就職して頑張っていますが
以前は平気だった業務が体力的に厳しくなったとか、冬の通勤が辛くなったとか
それぞれ悩みを抱えているようです。
同僚たちの配慮で体力を使わない軽作業を中心に働いているようですが
時には重量級の利用者を抱えて移動介護をせざるを得ず
腰痛や腱鞘炎を起こすことも多々あるとか‥。
加齢と共に筋力が低下して無理が出来なくなるし、怪我や事故が多くなりがちです。
今後も働きたい高齢者が安心して働き続けられるよう、更なる労働環境の整備をお願い致します。