
オーバーラントの山々を眺めるメンリッフェンから、綺麗なU字谷が見えた。
ラウターブルンネンの谷で、スイスで最も美しい谷…と吉川ガイド。
氷河が削って出来たU字谷の底に、ヴェンゲンという小さな集落があった。
アルプスの国スイスには数知れぬU字谷があり、かつての大自然の猛威を
想像させる。その氷河も最近の地球温暖化の影響か、年々後退が目立つとか。
氷河特急やバスの窓からも、険しい山の斜面に多くの崩壊跡が見られた。

ラウターブルンネン谷のシンボル、落差300mシュタウプバッハの滝。
氷河と滝と川と湖が点在するスイス。雪解け水は北へ流れて北海に注ぎ、
南へ流れて地中海に至る。ヨーロッパの屋根といわれる由縁でしょう。

スキーと登山に惹かれてスイスに移り住んだ、青森出身の吉川青年。
夏は日本人観光客ガイド業で忙しいが、冬は訪れる日本人は少ないそう。
スキーをするなら、ニセコが一番でしょう…とのことだった。
昨冬には此処ヴェンゲンで、アルペンスキーワールドカップ競技が行われ、
吉川さんも世界トップアスリートの滑りを観たとか。
総合優勝は、クロアチアのイビチャ・コステリッチ選手だったそう。
以前kimitskuブログで紹介したことがある、クロアチアのヒーローです

グリンデルワルトのホテルにも、彼の写真が飾ってありました。
スイス旅行記、今日は美しきラウターブルンネンのご紹介でした。