秋真っ盛りですね。食欲が止まりませーん、私
さて、今日も補聴器の素朴な疑問にお答えしていきまーす。
今日の質問は、「いつ頃から補聴器を使うと良いの?」です。
こういう質問を会合に行くとしばしば受けるようになりました。
質問される方は私と同じぐらいの60代の方達です。
多分、会話がよく聞き取れない時が出てきているんだと思います。だけど、難聴というほど遠くなっているわけでもないし、どうするのが一番賢いのか情報収集で私に質問するんだと思います。
足腰や胃腸、循環器の健康については沢山の情報が得られるようになり、高齢になっても自立して暮らせるように食事や運動に気をつけるようになりました。でも、耳に関する情報はまだ少なくて心配しておられるんだと思います。
ズバリ!アンサー!
「補聴器を付ける時期は、聞き取りに不安を感じるようになった時です。人によって聞こえは違うので、80を過ぎても全く聴力が衰えない人もいれば、50代から聞こえにくくなる人もいるんですね。補聴器を使っている人の平均年齢を見てみると、おおよそ75歳です。聴力は少しずつ低下していくので、ちょっと聞こえにくいかな、という感覚から、随分聞こえにくくなったな、と思うようになるまでに10年以上かかります。
では、どのくらい不便になったら付けると良いかですが、私の考えは「ちょっと聞きにくい時があると感じるようになったら付けるのがいい」と思っています。
その理由は、
1、早期装用ほど補聴器に慣れやすく、上手に使いこなせるようになる
(かなり聞こえなくなってから補聴器を付けると慣れるまで時間がかかる)
2、必要な時だけ使うように出来て、補聴器は便利だというポジティブイメージになる
(かなり聞こえなくなってからの補聴器使用は、常時装用しながらリハビリトレーニングが必要になる。時々使うというのだと中々慣れず、思うようにならない)
3、飲み会やパーティの場はお酒が入るので皆の声が大きくなり、物凄いうるさい環境になってしまうが、補聴器は騒音抑制が働きうるさくない
(補聴器は雑音がうるさいという先入観があるが、最近の補聴器は付けた方が雑音は静か)
4、騒音の中での聞き取りや会議での聞き取りが改善するので、疲れにくい
(聞くことに神経を集中しすぎるのは疲れる)
5、聞こえた振りをすることが少なくなり、精神的にも安心できる
ちょっと聞きにくい時があると感じている皆さん、試しに補聴器を聞きに来てみては如何でしょうか?
想像するのと体験するのでは全く違うはずです
Coffe break
今月は、神戸に行って沢山美味しいものを食べて来ました
神戸は美味しいお店が沢山ありますね
では、ご紹介しまーす。
1、神戸最古のイタリアンレストラン「ドンナロイア」1952年創業
ラザニア…ほうれん草を練りこんだパスタに肉が入ったトマトソースとチーズ、絶妙のバランスで意外にあっさりでした。
ミラノ風カツレツ…イタリアンといえば定番中の定番ですが出すところが少なくなってきました。王道のカツレツにほっぺたが落ちそうになりました。
2、 1945年創業の北京料理店「東天閣」
異人館に行く坂の途中にある明治時代に建てられた洋館の中華料理店の外観は素敵です
八宝菜…美味しい過ぎて言葉にならない
スペアリブ…中華のスペアリブは初めて出会う味でした。
上海ガニ入り焼きそば…上海ガニの濃厚な味と香りが絶妙
3、神戸といえば「にしむら珈琲」
昔ながらのコーヒーの味を堪能
神戸、また行きたくなる街です