サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

mini review 07219「地下鉄(メトロ)に乗って」★★★★★☆☆☆☆☆

2007年03月27日 | 座布団シネマ:ま行
父親が倒れたという知らせを受けた日、長谷部真次は、いつものようにスーツケースを転がしながら地下鉄で移動していた。突然現れた亡き兄が姿を現し、兄の背中を追って地下通路を抜けると、そこは昭和39年の東京だった……。 続き 泣かせの浅田次郎に、心地よく乗せられて・・・。 原作は浅田次郎、泣かせの名人である。わかっていても、泣かせられる。とても通俗的なのだが、とにかく、ストーリーの紡ぎ出し方がうまい . . . 本文を読む