金曜日の朝10時締め切りの納品があった。
駄菓子菓子、10時を過ぎても業者が現れない。
これが無くては仕事にならない。
さて、困った・・・
10分経過。
業者は現れない。
仕事を発注したのは先週の金曜日。
1週間も時間があったのだ。
その時、営業は「木曜日には必ず納品します!」と
宣言した。
なのに来ない・・・
営業が宣言したのには訳がある。
-------------------------
実は10日ほど前に、同じ業者の納品の品があった。
時間になっても業者は現れない。
品が無くては仕事にならない。
この品が必要なお客さんは既に来店している。
待たせるわけにはいかない。
携帯に電話してもでない。
なので会社に電話する。
「すみません。すぐに営業に連絡します」
連絡があったのはそれから30分後・・・。
お客さんは帰ってしまった後だった。
ブチ切れた。
会社に電話。
社長にクレームを付ける。
私:「どないなっとんねん!」
しかし社長は営業に全責任があるような言い方で、
自分には一切非が無いというニュアンスだった。
言い方も上からだ。
再び切れた。
私:「営業の責任だろうが、何だろうが、最終的には
それを雇ったあなたの責任でしょう?
「すんません」と社長。
それも謝罪の気持ちなど一切こもっていない
ぶっきらぼうな謝り方。
再々切れた。
私:「誤るならお客に謝ってくれ」
社:「営業に土下座でもなんでもさせてください」
カチーンときた。
久々に頭の線がキレた。
私:「はぁ?なんですか?その言い方?」
すると社長が逆切れした。
「ど~したらいいんですか?気が済むんですか?」
話にならない。
どこまで高飛車やねん。こいつ。
しばらく電話で喧嘩腰に口論となる。
最終的に向こうが、対応策を講じて報告すると言って
電話を切った。
怒りが収まらない。
そこへ営業がやって来た。
翌日と勘違いしていたらしい。
私:「発注書を見ていないということやね」
営:「そんなことはありません。ちゃんと見てました。」
私:「ならなんで納品に来ないん?」
ああだこうだと言い訳する。
再々再々キレた。
私:「おまえら、うちの店なめとるやろ!」
営:「そんなことありません」
私:「社長にクレームの電話もしたが、何やねん?あの態度。
最初に謝罪の一言でもするのが当たり前ちゃうん?
人ごとのように関係ないように話しとる!」
営:「それは・・・その・・・」
普通の会社ならば即刻契約打ち切りだ。
しかし、特殊な品を扱う会社なのでそうそう切る訳にはいかない。
結局、謝罪と賠償を請求・・・
納期前日に納品するということで、引き続き品を発注することに
なった。
-------------------------
・・・ということがあった。
な・の・に・・・・
それからわずか10日後に同じことをしでかした。
付け加えるなら、先日のそれは3回目だったのだ。
そう、この営業は過去3回も納期の日時を破っている。
今日で4回目ということだ。
ここまで来ると、怒る気も起きなくなった。
悟りの境地に達したようだ。
『この会社に何言っても無駄だ』
本日、納品していない品が必要なお客さんは
既に来店されていたのだが、
とりあえずもう一度造り直すと謝罪して帰っていただいた。
すると営業から電話。
悟りの境地に達すると、不思議と怒りが出てこない。
普段通りに話す。
営:「すみません。今からすぐに伺います」
私:「あ、来なくていいよ。」
電話を切った。
実は、今週の月曜日に、同じ職種の別の業者が営業に来ていたのだ。
やっていることは同じで、今までの業者と同じ特殊な品を
扱っている。
値段もさほど変わらない。
先日のことがあったので、本日昼頃に見本を持って来るように
言っておいたのだ。
いや~、世の中ってうまくできていますね。
この時点で方針は決めていたのだ。
やがて血相を変えて納期をすっぽかした営業がやって来た。
平謝りに謝るが、相変わらずああだこうだと言い訳をする。
以前ならキレていた私だが、今は悟りの境地に達したようなので、
普段通りに話した。
私:「経過はどうでもいいんですよ。要は結果ね。
納期に間に合わなかったということですね。」
検品しながら素っ気なく答えた。
それでも言い訳してくる。
品の改善案まで言ってきた。
そこで初めて目を見て言ってあげました。
「あ~、もういいですよ。
他の会社に発注しますから」
そこで初めて絶句しましたね。営業。
「あ、そうそう。これから用事があれば電話しますので、
頻繁に仕事取りに来なくていいですよ。
先月と今月分の支払いはちゃんとしますから、ご安心を。」
だめ押し。
営業は何事も言わずにすごすごと帰っていきますたとさ。
昼前、その会社に電話。
社長につなげて貰う。
先日は怒りを覚えたあの話し方を聞いても、あら不思議、
怒りはこみ上げてきません。
あちらはこちらが怒っていないと思ったのか、
「すみませんね~」と笑っていた。
まったく謝罪の気持ちがこもっていない。
こちらも普通の話し方で、
謝罪と賠償を請求する・・・(略
「あ、そうそう。これから必要があれば発注しますので、
そこのところよろしく。
多分、しばらくないと思います。では・・・」
・・・と言って電話を切ってやった。
社長が、これでことの重大さに気が付くとは思えないけどね。
おそらく他の取引先でも同じことをしでかして、
同じような態度で対応するんでしょう。
それでどうなってもわたしゃ知らん。
うちの業界、広いようで狭いし、意外なところでつながりが
あるからねぇ。
明日からあちこちでこの話をすることにしますです。
( ゚∀゚ )<アヒャヒャヒャヒャヒャ・・・