気まぐれ日言己2

日々の出来事や趣味の事、時事ネタなどを気まぐれで書き込みます。

真夏のツーリング

2007-08-09 23:31:13 | ツーリング/ドライブ
本日休み(にした?)。

なのでZRXで出かけました。
めちゃ暑い日でしたが、真夏の青空の下を走らないとね。

朝8時半にガレージ出発。

休みなので仕事場ではありませんよ。

阪神高速に乗り、西名阪~名阪国道~東名阪と進みます。

で、行き先は・・・



・・

・・・

・・・・

・・・・・

↓ここ



はい。石榑峠です。

オフ会開催すると言ってから2年近く経つ石榑峠です。

ただし、今回は下見です。

リンク先の赤の守護神さんの走行レポを読んで、
大きく姿を変えつつあるとの情報を得、とりあえず
どんな感じかということを確認しに行きました。



石榑峠の話はあとにして、本日のメインの話。

今日の目的地は三重県鈴鹿市。

ここにある物を見に行きました。

その物とは・・・



掩体壕。

三重県鈴鹿市三畑町にある旧陸軍の掩体壕です。

この辺りには陸軍の飛行場があったそうで、これは
その付属施設として建設された掩体壕だとか。
ただ終戦までには間に合わず、結局使われることなく
終戦を迎えたそうです。

農家の敷地内にあり、今はその農家の倉庫として使用
されています。

写真は農家の方に許可を得て撮影したもの。

持ち主のおじいさんと30分ほど話し込んでしまいました。

この掩体壕は整備用として建設されたそうで、
内部にはクレーンか何かの支柱を載せる出っ張りが
ありました。
他の陸軍掩体壕とは違い、ひさしがあるのが特徴です。

内部の地面は、あと1mほど掘り下げることになって
いたそうです。
掘り下げる直前に終戦。建設中止となったとか。

内部にはいろいろな機材があったそうですが、
進駐してきた連合軍が全て持って行ったとか。

その後、農地として払い下げられ(返還された?)
今の持ち主の物となったそうな。

朝鮮戦争時に壊して鉄筋を取り出すという話が
あったそうですが、それを頑として断り今に
至ったそうです。
今では文化庁の文化財として登録されています。

是非とも残してもらわないと。

ちなみにコンクリの劣化がひどく、あちこちに
ひび割れや水漏れが起こっているとか。
市や県の教育委員会、議員に修理費を出してくれと
頼んでも、うやむやにされているそうで・・・。
何のための文化財指定なのか。┐(´д`)┌

今でも月に1~2人ほど見に来るそうです。
当時の少年飛行兵だった人が懐かしそうにやって
くることもあるとか。

あ、持ち主のおじいさんですが、開戦後に徴兵され、
陸軍工兵として比島に派遣されたそうです。
クラーク飛行場の滑走路担当だったとか。
1944年秋、比島に米軍が上陸し激戦になる直前に、
上司の士官とともに台湾に転勤。
台湾で終戦を迎えられ、無事復員されたそうです。

比島に残った同僚は、誰一人として消息不明だとか・・・。

体験された方のお話は重みがありました。

農業についてもいろいろと話しておられました。

「外国野菜など輸入していたらあかん」

食を外国に依存すること自体がおかしいと嘆いて
おられました。

今の若い連中はこのことを分かっているのだろうか?

・・・続く。



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