*写真ありません。文章だけです。m(_ _)m *
都井岬を出て来た道を戻る。
復路は馬に出会わず。
R448に戻り南郷方面に向かう。
R448の串間~市木~南郷間は平成8年(1996年)4月の
ツーリングで走って以来なので、約19年半ぶりの走行となる。
19年前はウネウネクネクネした狭路を延々と走っていた記憶が
あるが、さすがに19年も経過するとバイパス道路が完成しており、
走りやすい2車線道となっていた。
いつの間にやら『日南フェニックスロード』という愛称が付けられて
いた。
晴れた日に走れば気持ちよいのだろうが、生憎の小雨の天候。
気分は今一つだ。
のんびりしたローカル2車線道をひた走り、しばらくすると串間市
市木地区に到着した。
しかし市木地区にあるR448市木橋は橋梁付け替え工事のため通行止め。
さらにその先、市木藤~磯平間は今年6月の集中豪雨で路肩が
決壊して通行止めとなっていた。
ソロツーでバイクなら通行止めゲート付近まで行くのだが、家族旅行
なのでそれはできない。
それ以前に南郷に行けないかと思ったが迂回路があったので
そちらに向かう。
宮崎県道r48(市木串間線)を少し走って宮崎県r439
(北方南郷線)に向かう。
ところが迂回路の案内が不十分でr439入口を通り過ぎてしまい、
町中で引き返す一幕もあったが無事にr439に入る。
四国のR439(よさく)と同じ番号の宮崎県道r439は狭路の
山越え道。
見通しの悪いカーブが連続する狭路坂道が続くが、道活的には
初級レベルだ。
だからと言って気を緩めてはいけない。カーブで出会うであろう
対向車に注意しながら走る。
緩いカーブ+緩やかな上り坂。それに見通しが比較的良い。
雨は止んでおり所々乾いていた。
こうなると家族が乗っていることを忘れ、ついつい運転に夢中に
なる。
悪路成分に飢えていたのか、バイクっぽい運転をしてしまった。
嫁が話しかけても「運転に集中したいから」と話を遮断。
調子が乗ってきた頃であった。
右側の後部座席に座っていた上の娘が
突然ゲロッた・・・。
車内に一気に広がる酸い臭い。
後部座席で絶叫する@嫁。
引き続き二度三度とゲロまくる上の娘。
車内は阿鼻叫喚のゲロ地獄と化した。
幸い比較的広い退避帯があったので、そこに車を止める。
扉を開くと後部座席周辺はゲロだらけ。
娘を下ろして掃除にかかる。
バイクの洗車やチェーン清掃などに使っていた古い雑巾で
飛び散ったゲロを回収し拭く。拭く。ひたすら拭く。
しかし細かい所まで入ったモノは拭き取ることができなかった。
@嫁は娘の服を着替えさせていた。
この間、助手席の下の娘は「なに?なにがおこったの?」
という感じで他人事で座っていた。
一段落すると少し離れたガードレールに野良猫がこちらを
見ていることに気がついた。
こんな山中に野良猫か。近くに集落があるのだろうか?
もしや捨て猫?
『なんかくれ』と訴えているようだが、生憎と食べ物は持っていない。
「すまぬ。食べ物は持っていないのだ」と後ろ髪を引かれながら
出発した。
<<続く>>
都井岬を出て来た道を戻る。
復路は馬に出会わず。
R448に戻り南郷方面に向かう。
R448の串間~市木~南郷間は平成8年(1996年)4月の
ツーリングで走って以来なので、約19年半ぶりの走行となる。
19年前はウネウネクネクネした狭路を延々と走っていた記憶が
あるが、さすがに19年も経過するとバイパス道路が完成しており、
走りやすい2車線道となっていた。
いつの間にやら『日南フェニックスロード』という愛称が付けられて
いた。
晴れた日に走れば気持ちよいのだろうが、生憎の小雨の天候。
気分は今一つだ。
のんびりしたローカル2車線道をひた走り、しばらくすると串間市
市木地区に到着した。
しかし市木地区にあるR448市木橋は橋梁付け替え工事のため通行止め。
さらにその先、市木藤~磯平間は今年6月の集中豪雨で路肩が
決壊して通行止めとなっていた。
ソロツーでバイクなら通行止めゲート付近まで行くのだが、家族旅行
なのでそれはできない。
それ以前に南郷に行けないかと思ったが迂回路があったので
そちらに向かう。
宮崎県道r48(市木串間線)を少し走って宮崎県r439
(北方南郷線)に向かう。
ところが迂回路の案内が不十分でr439入口を通り過ぎてしまい、
町中で引き返す一幕もあったが無事にr439に入る。
四国のR439(よさく)と同じ番号の宮崎県道r439は狭路の
山越え道。
見通しの悪いカーブが連続する狭路坂道が続くが、道活的には
初級レベルだ。
だからと言って気を緩めてはいけない。カーブで出会うであろう
対向車に注意しながら走る。
緩いカーブ+緩やかな上り坂。それに見通しが比較的良い。
雨は止んでおり所々乾いていた。
こうなると家族が乗っていることを忘れ、ついつい運転に夢中に
なる。
悪路成分に飢えていたのか、バイクっぽい運転をしてしまった。
嫁が話しかけても「運転に集中したいから」と話を遮断。
調子が乗ってきた頃であった。
右側の後部座席に座っていた上の娘が
突然ゲロッた・・・。
車内に一気に広がる酸い臭い。
後部座席で絶叫する@嫁。
引き続き二度三度とゲロまくる上の娘。
車内は阿鼻叫喚のゲロ地獄と化した。
幸い比較的広い退避帯があったので、そこに車を止める。
扉を開くと後部座席周辺はゲロだらけ。
娘を下ろして掃除にかかる。
バイクの洗車やチェーン清掃などに使っていた古い雑巾で
飛び散ったゲロを回収し拭く。拭く。ひたすら拭く。
しかし細かい所まで入ったモノは拭き取ることができなかった。
@嫁は娘の服を着替えさせていた。
この間、助手席の下の娘は「なに?なにがおこったの?」
という感じで他人事で座っていた。
一段落すると少し離れたガードレールに野良猫がこちらを
見ていることに気がついた。
こんな山中に野良猫か。近くに集落があるのだろうか?
もしや捨て猫?
『なんかくれ』と訴えているようだが、生憎と食べ物は持っていない。
「すまぬ。食べ物は持っていないのだ」と後ろ髪を引かれながら
出発した。
<<続く>>
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