◆平成7年(1995年)9月30日(土)
小樽出港後、日付が変わる頃に寝てしまった。
翌30日は9時頃に目が覚めた。
日本海のどこかを進んでいるのだろう。
それにしても船が揺れている。
どうやら海は荒れているようだ。
起きてから昨日買ったパンを食べる。
それからダラダラ過ごす。
帰路は長い。
往路は北海道の予定を考えたりしていたが、帰路は何もすることが
ない。
『帰ってからの仕事のことを考えよう!』なんてことはなく、
『昨日の今頃は・・・』
『一昨日の今頃は・・・』
・・・と、楽しい北海道ツーリングの出来事を思い出すだけである。
ダラダラしていたら眠たくなったので、11時頃に昼寝モードに入った。
14時前に目が覚めた。
ダラダラしていたら、北行き(小樽行き)の『しらかば』と
すれ違うというアナウンスが流れた。
カメラを持って急いで甲板に向かったが、着いた頃には
『しらかは』は遙か遠くに去った後だった・・・。(´・ω・`)
↑復路に乗船したのは『ニューはまなす』。
昭和62年(1987年)3月に新潟/小樽航路に就航。
平成14年(2002年)4月に引退後はオリエントフェリーに売却され、日中間の国際航路に就航。
平成27年(2015年)12月に引退となり、平成30年(2018年)に解体された。
その後、昼飯としてカップラーメンを食べてから風呂に入る。
昨晩乗船後すぐに入りにいったが、人が多くて身体を温めただけで
出たので、ゆっくり入りたかったのだ。
浴室に入ると誰も居ない。貸し切りだ。
身体を洗ってから湯船に浸かる。
フェリーは相変わらず揺れている。窓からは荒れた海が見える。
揺れるフェリーに合わせて、浴槽内のお湯に波ができる。
『波のある風呂』である。
時々フェリーが傾くと湯船からお湯が溢れたりもする。
身体も移動する。
そして浴槽波に呑まれる。
その繰り返しだった。
荒れた海を進む時のフェリーの風呂は面白かった。
↑日本海に沈む夕陽。
この日の夜遅くから日本海側は雨が降り出したようだ。
風呂を出てからダラダラして、18時頃に夕食。
その後に甲板に出て小樽で知り合ったライダーさんとビールを
飲んで、北海道の話で盛り上がった。
そして22時過ぎに寝た。
◆平成7年(1995年)10月1日(日)
朝の4時過ぎに起きる。
フェリーは若狭湾内に入っているのだろう。
4時半頃には灯りが点いて皆が起き始める。
荷物をまとめて下船準備を終える。
いよいよツーリングの最終行程である。
5時半頃に車両甲板が開放され、荷物を持って下りて行く。
当時は今ほど厳しくはなく、接岸前でも開放されていた。
雨が降っているのは分かっていたので、荷物を載せた後に
雨具を着込む。
5時50分頃、フェリーは舞鶴FTに入港し接岸。
ランプが開くと、むわ~と蒸し暑い空気が入ってきた。
本州の空気である。
皆エンジンを掛けてバイクに跨がる。
係員の指示で下船。
タラップを下りて埠頭に下りた。
先月9月22日(金)以来、9日ぶりに舞鶴に帰ってきたのだ。
↑雨の中、舞鶴に到着。到着を記念してターミナルビルをバックに撮影。
藤井寺のライダーさんに撮影してもらった。
舞鶴は雨・・・。
気象庁の過去データによると、舞鶴の午前6時台は3.5mmの
降水を記録している。
結構強く降っていた。
甲板で再会した藤井寺のライダーさんとターミナル前で合流して、
6時半頃に舞鶴を出発した。
雨の中、早朝の舞鶴市街を走る。
海自の舞鶴基地横を通り過ぎる時は護衛艦を横目でチラリと見て
過ぎた。
R27を走って舞鶴西ICから舞鶴道(当時。現在は舞鶴若狭道)に
入る。
雨の中を淡々と舞鶴道を南下する。
一人ではないので気が楽だ。
7時半頃に西紀SAに到着する。
休憩中、同じフェリーで舞鶴に着いて広島に帰るというライダーさん
と出会う。
早朝に荷物満載のバイクは北海道帰りである確率が高いようだ。
しばらく雑談してから3台で出発。
全く知らない者同士、バイクで北海道を走ったということだけで
意気投合できる。ホント素晴らしいことだと思う。
バイクツーリングの魅力にハマってしまったのは言うまでも無い。
8時半頃に吉川Jctに至る。
広島ライダーさんは中国道を西向かうので、ここでお別れ。
クラクションを鳴らして手を振って別れる。
再び二人となり、中国道~近畿道を走って9時半頃に東大阪PAに
到着し休憩。
ここで藤井寺ライダーさんと別れる。気を付けて~。
大阪は曇っているが雨は降っていなかった。
雨具を脱いで出発する。
一人になった@管理人。
そのまま自宅には向かわず、八尾ICで下りて大阪市内に向かい
母校の高校文化祭に顔を出した。
クラブの顧問の先生に挨拶して雑談。
11時半頃に母校を出発。
あいにく雨が降り出したので再び雨具を着て出発。
地道を走って正午過ぎに自宅に到着。
9月22日(金)18時頃に出発して以来、約10日ぶりの自宅である。
バイクを車庫に入れて荷物を持って玄関から入る。
「ただいま」と言って居間に入ると、
飼い猫たちは一斉に逃げ出したのであった・・・。
おいおい・・・_| ̄|○
走行距離:193km
>>あと少しだけ続きます・・・
小樽出港後、日付が変わる頃に寝てしまった。
翌30日は9時頃に目が覚めた。
日本海のどこかを進んでいるのだろう。
それにしても船が揺れている。
どうやら海は荒れているようだ。
起きてから昨日買ったパンを食べる。
それからダラダラ過ごす。
帰路は長い。
往路は北海道の予定を考えたりしていたが、帰路は何もすることが
ない。
『帰ってからの仕事のことを考えよう!』なんてことはなく、
『昨日の今頃は・・・』
『一昨日の今頃は・・・』
・・・と、楽しい北海道ツーリングの出来事を思い出すだけである。
ダラダラしていたら眠たくなったので、11時頃に昼寝モードに入った。
14時前に目が覚めた。
ダラダラしていたら、北行き(小樽行き)の『しらかば』と
すれ違うというアナウンスが流れた。
カメラを持って急いで甲板に向かったが、着いた頃には
『しらかは』は遙か遠くに去った後だった・・・。(´・ω・`)
↑復路に乗船したのは『ニューはまなす』。
昭和62年(1987年)3月に新潟/小樽航路に就航。
平成14年(2002年)4月に引退後はオリエントフェリーに売却され、日中間の国際航路に就航。
平成27年(2015年)12月に引退となり、平成30年(2018年)に解体された。
その後、昼飯としてカップラーメンを食べてから風呂に入る。
昨晩乗船後すぐに入りにいったが、人が多くて身体を温めただけで
出たので、ゆっくり入りたかったのだ。
浴室に入ると誰も居ない。貸し切りだ。
身体を洗ってから湯船に浸かる。
フェリーは相変わらず揺れている。窓からは荒れた海が見える。
揺れるフェリーに合わせて、浴槽内のお湯に波ができる。
『波のある風呂』である。
時々フェリーが傾くと湯船からお湯が溢れたりもする。
身体も移動する。
そして浴槽波に呑まれる。
その繰り返しだった。
荒れた海を進む時のフェリーの風呂は面白かった。
↑日本海に沈む夕陽。
この日の夜遅くから日本海側は雨が降り出したようだ。
風呂を出てからダラダラして、18時頃に夕食。
その後に甲板に出て小樽で知り合ったライダーさんとビールを
飲んで、北海道の話で盛り上がった。
そして22時過ぎに寝た。
◆平成7年(1995年)10月1日(日)
朝の4時過ぎに起きる。
フェリーは若狭湾内に入っているのだろう。
4時半頃には灯りが点いて皆が起き始める。
荷物をまとめて下船準備を終える。
いよいよツーリングの最終行程である。
5時半頃に車両甲板が開放され、荷物を持って下りて行く。
当時は今ほど厳しくはなく、接岸前でも開放されていた。
雨が降っているのは分かっていたので、荷物を載せた後に
雨具を着込む。
5時50分頃、フェリーは舞鶴FTに入港し接岸。
ランプが開くと、むわ~と蒸し暑い空気が入ってきた。
本州の空気である。
皆エンジンを掛けてバイクに跨がる。
係員の指示で下船。
タラップを下りて埠頭に下りた。
先月9月22日(金)以来、9日ぶりに舞鶴に帰ってきたのだ。
↑雨の中、舞鶴に到着。到着を記念してターミナルビルをバックに撮影。
藤井寺のライダーさんに撮影してもらった。
舞鶴は雨・・・。
気象庁の過去データによると、舞鶴の午前6時台は3.5mmの
降水を記録している。
結構強く降っていた。
甲板で再会した藤井寺のライダーさんとターミナル前で合流して、
6時半頃に舞鶴を出発した。
雨の中、早朝の舞鶴市街を走る。
海自の舞鶴基地横を通り過ぎる時は護衛艦を横目でチラリと見て
過ぎた。
R27を走って舞鶴西ICから舞鶴道(当時。現在は舞鶴若狭道)に
入る。
雨の中を淡々と舞鶴道を南下する。
一人ではないので気が楽だ。
7時半頃に西紀SAに到着する。
休憩中、同じフェリーで舞鶴に着いて広島に帰るというライダーさん
と出会う。
早朝に荷物満載のバイクは北海道帰りである確率が高いようだ。
しばらく雑談してから3台で出発。
全く知らない者同士、バイクで北海道を走ったということだけで
意気投合できる。ホント素晴らしいことだと思う。
バイクツーリングの魅力にハマってしまったのは言うまでも無い。
8時半頃に吉川Jctに至る。
広島ライダーさんは中国道を西向かうので、ここでお別れ。
クラクションを鳴らして手を振って別れる。
再び二人となり、中国道~近畿道を走って9時半頃に東大阪PAに
到着し休憩。
ここで藤井寺ライダーさんと別れる。気を付けて~。
大阪は曇っているが雨は降っていなかった。
雨具を脱いで出発する。
一人になった@管理人。
そのまま自宅には向かわず、八尾ICで下りて大阪市内に向かい
母校の高校文化祭に顔を出した。
クラブの顧問の先生に挨拶して雑談。
11時半頃に母校を出発。
あいにく雨が降り出したので再び雨具を着て出発。
地道を走って正午過ぎに自宅に到着。
9月22日(金)18時頃に出発して以来、約10日ぶりの自宅である。
バイクを車庫に入れて荷物を持って玄関から入る。
「ただいま」と言って居間に入ると、
飼い猫たちは一斉に逃げ出したのであった・・・。
おいおい・・・_| ̄|○
走行距離:193km
>>あと少しだけ続きます・・・
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