気まぐれ日言己2

日々の出来事や趣味の事、時事ネタなどを気まぐれで書き込みます。

元えりも岬YH閉宿

2017-07-23 11:47:00 | 旅行ネタ
仕事をしなくてはならないのだが、
なぜだかこうして(久々に)ブログを更新してます。

暑くてやる気でない・・・

さて、しばらく見ていなかった個人用メールを確認。

最近はほとんどDMばかりなので・・・。
仕事用は頻繁にチェックしてますよ。

で、ツーリングマップル編集部からのメルマガを読むと、

なんとあの『民宿仙庭』つまりはかつての『襟裳岬YH』が
閉宿したことを今頃知った次第。Σ(゚Д゚;)

5月末に閉宿だったので、2ヶ月遅れで知ったのでした。

http://erimo.biz/
かつて、北海道のユースホステル(以下YH)には
『北海道3馬鹿YH』というのがありました。

礼文島の『桃岩荘YH』

知床の『岩尾別YH』

そんでもって襟裳岬の『えりもYH』

”馬鹿”の定義は単にパッパラパ~なYHという意味ではなく、
ペアレントやホステラーが一緒になってギターを弾いて歌いまくって
踊りまくってどんちゃん騒ぎするという意味でしょうね。

YH全盛時代、各YHではみんなが集まってミーティングと称する
集いがありました。
ペアレントとホステラーが一緒に集まって自己紹介から始まり、
いろいろな話をして、皆で歌を歌って仲良くなるというイベント。

今のYHからは考えられないようなイベントがありました。

宿主にYHヘルパー出身者が多い『とほ宿』である晩の集いは、
YHのミーティングが由来の一つでしょうね。
(最近の『とほ宿』でも晩の集いがないところもありますけど・・・)

そのミーティングが、他のYHとは違い少しだけ弾けすぎていたと
いうことでしょう。

この伝統(?)を色濃く残すのは、今では『桃岩荘YH』だけになっている
そうですが・・・。

閑話休題。

その3大の一つ、『えりも岬YH』に宿泊したのは、今からなんと22年前と
なります。

つうより22年も経ったのかよ・・・。

この年、平成7年(1995年)9月に初の北海道バイクツーリングで
北海道を訪れた管理人。

帯広から襟裳岬に向かったはよいが、R336からr34に入った途端に
最大瞬間風速約30m/sの横風の中を走る羽目に・・・。

横風に流され、危うく荒れ狂う海に投げ出される寸前の状況に陥りましたが、
何とか危機を脱して到着したのが『えりも岬YH』でした。

この日の宿泊客は3名ぐらいだったのと、前日までどんちゃん騒ぎが続いて
いたとかで、ミーティングはなし。

他の方と話す機会もなく、YHの車のエンジンルームに入り込み、
ベルトに巻き込まれたものの一命を取り留めたという当時生後
約3ヶ月の三毛猫と遊んで寝ました。

名前はミントだったなかぁ。

翌朝、快晴。昨日の横風はなんやってん?・・・という天候。

朝になって白い犬もいたことに気がつきました。
名前はトラと日記帳に記しています。

朝食後、ミントとトラと遊んでから出発しました。

どんちゃん騒ぎの思いではなく、YHにたどり着くまでに死にかけたこと、
三毛猫と白犬と遊んだことしか覚えておりませんです。

ちなみに襟裳岬に着いてウロウロして出発しようとしたら、
YHのトラを駐車場で再会。

迷ったのかなと思い、YHに電話して襟裳岬にトラが居ることを
伝えたら
「あ~、大丈夫です。またYHに帰ってきますから~」と
言われました。

ま、そんな思い出しかない宿でしたが、
思い出のある場所がなくなるのは寂しいものです。

それはともかく、長い間お疲れ様でした。