気まぐれ日言己2

日々の出来事や趣味の事、時事ネタなどを気まぐれで書き込みます。

東奔西走 その1

2013-09-01 23:40:00 | 軍事ネタ
”東奔西走”の意味は、『仕事や用事のため、東へ西へとあちこち
忙しく走り回ること』だそうです。

8月第三週の@管理人がまさにその状態。
といっても、仕事ではなく遊びですが・・・。

まずは前半。8月22日(木)の話。

前日、つまりは21日(水)の晩2300過ぎに、翔鶴瑞鶴氏と共に
大阪を出発。

途中、トラック故障が原因の渋滞に巻き込まれたり、
トラックの車両火災現場をリアル見したりと刺激的な往路ですた。

で、向かった先はこちら。



はい。富士山です。
富士の麓に広がる自衛隊演習地で行われた、
『平成25年度富士総合火力演習』の予行に行ってまいりました。

倍率約20倍の一般公募には見事に外れたのですが、
なんと予行演習のチケットをゲットできました。

これも直前まで入手できるかどうか不明で、確定したのが
1週間ほど前でした。
仕事の段取りを急いで調整して現地に向かって出発した次第。

予行はすいているというイメージがあるかもしれませんが、
実際はそうでもなく・・・



演習前段が始まる直前の光景。
本番とさほど変わりません。

さて、@管理人にとっては平成21年度以来4年ぶりの総火演です。

会場到着後、すでに試射が始まっており、ステージ外で入場待ち
している間に戦車の試射が行われておりました。

衝撃音は耳にきます。
忘れてたなぁ~。この感覚。
などと思いながらも待つこと約30分で入場。

今回はスタンド席ではなくシート席、それも最前列を確保
できました。

早速撮影開始。
富士の麓なので、晴れていてもいきなり曇って雨が降ることが
あるので、晴れているうちに撮影しておかないといけません。

なお、すべて紹介していると時間がかかるので、
最小限にさせてもらいます。
また総火演の流れは、他サイト様や他様のブログを参考に
してくださいませ。

で、今回の目玉装備品。



10式戦車

キタ━(゚∀゚)━!!
ついて早々に動いている10式戦車の実物を見ることができました。
残念ながら試射の写真はカメラの準備ができなかったのでありません。

しかし本番では、スラローム走行射撃と後退行進射撃を、
この目でしかと見届けました。
昨年、ネット中継で見て鳥肌が立ちましたが、実射を見たら
チビりそうになりましたわ。

このあとは他車輌や迫撃砲などの試射が行われています。



AH64D。
AH1Sは、直前にTOWミサイルのワイヤーを落とした事故が
発生したため展示飛行含めて自粛。
最後の最後にチョロリと姿を見せただけでした。(´・ω・`)

シート席の最前列なので、迫力はすさまじいものがあり、
戦車の実弾射撃では衝撃をタイムロスなくもろに感じることが
できました。
スタンド席で感じるのとは微妙に早い。

難点なのは、CH47が降下してきたのときに風がもろにくること。
最前列なので泥まで飛んできてレンズについたりしました。



望遠を使用して偵察隊のバイクを撮影。
最前列からだと、スタンド席からとはまた違うように撮影できます。



後段最後のナイアガラ。
レンズ交換が間に合わず・・・(´・ω・`)

あっという間に本番終了です。

今回は駐車券付きのチケットだったので、装備品展示もゆっくりと
見れました。



あまり注目されていませんでしたが、
今回展示された装備品の中でも最新装備品となったのが
NBC偵察車。

96式装甲車に似てますが、全くの別物だそうで。
機密性が格段に良くなっているそうです。



偵察隊バイクのジャンプ台下に集結しているアヒル部隊。
今回やっと撮影できました。

この後、会場を後にします。

近くの温泉で汗を流したのち、御殿場市内の某所で
とても貴重な物を見学させていただきました。

そして夕方、再び会場入り。

実は今回、夜間演習のチケットも確保できました。(・∀・)イイ!!
これは昼間演習が終わってからでないと分からないと
言われていたのですが、運良く確保できた次第。

スタンド席の上近くに陣取ります。



照明弾の試射風景。
日没後は真っ暗となるため照明弾を使用するのです。

この後、90式の進入路確認走行が行われたのち、
各車輌の配置完了。1930からの開始まで待つことになります。

子鹿が会場内を横断するというハプニングがあったりしましたが、
それ以外は何もなくただただ待つだけ。

日没後は周囲は真っ暗。
スタンド周辺は明かりがあるものの、富士山がどちらの方向にあるのか
すらわかりません。



昨晩からほどんと寝ていなかったので、半分寝ていたら雨粒が
落ちてきました・・・。

小雨となります。

おいおい・・・。

そして1900過ぎ、恐れていた霧が発生。((((;゚Д゚))))

これはやばい。中止になるのではと思いましたが、
10分ほど遅れて夜間演習が開始されます。

しかし霧は濃くなるばかり・・・。

結局、安全確認を目視できないことから実弾射撃はすべて中止。
攻撃手順を確認する無線だけが会場内に流れる夜間演習と
なりました。

演習終了のアナウンスが流れたとき、@管理人の脳内でこのBGMが
かかっていたのは秘密です。




残念ながら夜間演習は事実上の中止となりましたが、
ほとんどあきらめていた昼間演習と例の物を見られたので
ヨシとしましょう。

この後、裾野ICから東名に入り、新東名経由で帰阪の途に
つきます。

大阪着は23日(金)午前2時頃。

そしてこれから約36時間後、@管理人は広島にいたのでした。


最後になりましたが、
往路復路とも運転してくれた翔鶴瑞鶴氏と、チケット手配に尽力して
いただいた方々、現地でお世話になった方々に厚く御礼申し上げます。