某掲示板より
湖の女神さま
「あなたが落としたのは、この金の斧ですか?
それとも、この銀の斧ですか?」
石破
「いいですか? 斧というのはそもそもには原始的な兵器でもある
わけです。
木の先端に石をくくり付けると、遠心力の効果によって大きな
エネルギーを生み出せるわけです。
ですから、鍬や鎌とは違って、狩猟の時代から、重要なツールと
して用いられてきたのです。
これが後に木を切り倒すような、大きな労力を擁する仕事に
用いられるようになった、というそういうわけです。
大きなエネルギーがかかるわけですから、当然素材の強度は
重要になるわけです。
つまりですね、金とか銀とか言ったもので斧を作ったとしても
ですね、これは全く役に立たない。
変形してしまっては美術品にもなりませんが、使えなければ
実用品でもありません。
大事なのは、実用に供することであると私は思っておりますので、
金の斧と銀の斧は私が落とした斧ではありません。
分かりますか、私は木こりをしているので、 実用に適さない金や
銀の斧では木を切ることはできません。
ですから、繰り返しになって恐縮なのですが、先ほど申し上げた
ように、金の斧や銀の斧が私の落とした斧である、という主張は
その正当性について疑問を抱かざるを得ないと申し上げざるを
えません。」
ワロタ。( ´∀`)