骨を丈夫に保つために （3）

漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ

お早うございます。昨日は アトピー性皮膚炎 原因不明の痛み うつ病 の漢方相談がありました。

昨日の続きです。

骨の強さやしなやかさは、骨の内側のコラーゲンの配列の状態に影響されます。骨質の良し悪しは、血液や尿に含まれるアミノ酸の一種であるホモシスティンやペントシジンの濃度で判定します。

骨折しやすい 「悪玉架橋」 の人はこのペントシジンの濃度が高いそうですが、「悪玉架橋」 にならない様にするには、ビタミンＢ6、ビタミンＢ12、葉酸の3つの栄養素が不足しない様に摂取する事が大切です。

また、骨は負荷がかかる事によりカルシウムが沈着する様になりますので、良く歩いたり適度な運動をする事も大切です。宇宙空間に長期滞在した宇宙飛行士は骨粗鬆症が進行する事が知られていますが、これは無重力のために骨に負荷がかからない事、わかりやすく云えば寝たきりになっているのと同じになるからです。

あと太陽の光に当たると体内にビタミンＤが生成する事が知られています。外へ出なくとも室内で障子を隔てた光に当たるだけでも効果はありますので、寝たきりの方は外出しなくてもこの方法で十分です。

      

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