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お早うございます。
(日経新聞10月11日記事より) 円形脱毛症の主な原因は、これまでストレスと考えられて来ましたが、最近の研究では免疫機構が亢進しすぎて自分の身体を攻撃してしまう 「自己免疫疾患」 であるとの説が有力になって来ました。
横浜労災病院皮膚科部長の斉藤先生は、「脱毛が起きている皮膚組織を調べてみると、免疫細胞が自分の身体の一部でもある毛根を攻撃しているのが見てとれる。...」 と云います。
最初は数個の毛根が攻撃対象だが、次第に周囲に広がって行くため丸い脱毛になるとの事です。
しかし毛根にはこうした攻撃から身を守るためのバリア機能が備わっており、自然治癒する例ではやがて脱毛が拡大する時期(進行期) が終わり、数か月から半年かけて治って行きます。
逆に、進行期が続いていると脱毛箇所が複数に広がる多発型、頭髪全体が抜ける全頭型、更には頭髪以外の体毛も抜けてしまう汎発型などに進む事もあります。
斉藤先生は、「症状が進行するほど治りにくくなる。円形脱毛症のある人は、他に膠原病や甲状腺機能障害などを合併している事もあるので、症状の進行が続くようなら早めに皮膚科医に相談して欲しい。...」 との事です。
次回に続きます。
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