漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 胃ガン手術後 後鼻漏 常習性便秘 の漢方相談が有りました。
(日経新聞6月21日記事より引用) 最近の研究では、耳鳴りのメカニズムに関する研究が進んで来ました。
従来は、中耳や内耳に原因が有るとされて来た耳鳴りですが、最近の研究では大脳など中枢神経の関与が大きい耳鳴りが少なくないと考える専門家も増えて来ました。
この中枢性の耳鳴りの特徴は、ストレスの影響を受けやすいという事です。近年、脳内には中枢性自律神経ネットワーク(CAN) という領域が有り、強いストレスを感じるとCANが興奮し、脳内で生まれた音に敏感に反応するようになり、耳鳴りを不快に感じるようになると考える専門家が増えて来ました。
耳鳴りは強いストレスをもたらすので更にCANが興奮するという悪循環をもたらす様です。
こうした患者さんには、CANの興奮を鎮めるために生活習慣の指導を行うとともに、症状に応じて副作用の少ない抗うつ剤や抗てんかん薬を用いることで日常生活に支障がない程度までに症状を改善出来る例も多いとの事です。
耳鳴り治療の選択肢は増えていますので、あきらめずに自分に合った専門家を見つけることが大切です。